江戸時代に朝鮮半島から香住に漂流した漁民のお話
おはようございます!
民宿美味し宿かどやのGakuです。
昨日の味田先生の講義で
大変興味深い資料を見せていただきました。
ハングルで書かれた古文書
香住区小原地区にあるお寺の中から発見されたもののそうです。
これは江戸時代に今の北朝鮮から漂流し、香住の住民に助けられた人の日記だそうです。
今のハングルとはちょっと違うため、全てが判読できないようですが
「田舎ではきっと自分は死んだと思われているだろう。もう、田舎に帰ることは出来ない。
悲しい、悲しい。」といったことが書かれているそうです。
この漂流者はどうなったか。
その後山陽道経由で長崎まで移送され、母国に戻されたそうです。
こういった事例、あまり知られていませんが
鳥取とか他の地域でも結構あるそうです。
考えてみると、昔の動力のない操船技術で北風の時期に漁に出れば
こういったことはあり得る話ですね。
この事例も11月頃の話のようです。
昨年、韓国からメッセージボトルを拾ったこともありましたが
日本海をはさんですぐ向こうに大陸があることを実感させられるお話です。
当時は韓国と北朝鮮の区別もなかったんでしょうね。
よく江戸時代の世界中の識字率のお話などもうかがいますが
(日本は寺子屋などがあった影響で識字率の高い国だった)
朝鮮半島も漁民がハングルで文字を
しっかり書けるだけの文化があったんですね。
しかし、自分の地域にもまだまだ知らない
ビックリするような資料があるものです。
香住/佐津/柴山 民宿美味し宿かどや
Tel:0796-38-0113
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