おはようございます！
一昨日はご当地佐津エリアのジオパーク講座を開催しました。
山陰海岸ジオパークの本年度日本ジオパーク再認定、
来年度の世界ジオパーク再認定に向けて、ジオサイトの
再整備が進められ、この度佐津海岸も新たなジオサイトとして登録されたのです！
ジオパーク佐津エリア講習会
2時間の座学のあと、実査に佐津ビーチへ。
専門家の先生からみた佐津ビーチの砂浜の特徴をレクチャー受けました。
佐津ビーチにて兵庫県立大学松原先生のレクチャー
今回、佐津ビーチに関して特に教えていただいたのは以下のこと。
・佐津ビーチの砂はどこから来たものか？
・佐津ビーチの砂の成分は？
・なぜ佐津ビーチの砂浜は美しく、海水がきれいなのか？
・砂浜の位置によって砂粒の大きさが違う理由（メカニズム）
などなど・・・
これらの話は連動しています。
波で洗われることで砂粒の大きさが均一になり、
しかも角がどんどんとれて丸みを帯びたものになります。
海流の関係で東側ほど砂粒の大きいものが打ち上がり、
西に行くほどそれが小さくなっていきます。
そもそも佐津ビーチの砂は、やや大きめで
砂ではなく礫（れき）に分類されます。
これは比較的鉱物ごとに離れやすい花崗岩であるとのこと。
細か～い砂、泥レベルのものはどんどん流され、
比較的大きめの礫ばかりが残る。
礫はくっつきづらく巻き上がりにくいので、
海水の透明度を落としにくいのです。
これが佐津ビーチが美しい理由。
巻き上がりにくい砂ってどんなものなの？
それはぜひぜひ実際にお越しいただき、触れてみて下さい。
実際に佐津ビーチの砂に触れてみて！
東側から砂に触れてみるのがオススメです。＾＾
来春からガイドツアーも検討中です、乞うご期待♪
香住/佐津/柴山 民宿美味し宿かどや
なぜ佐津ビーチの砂浜は美しく、海水がきれいなのか？科学的にお勉強♪
まちの話
