冬にJRで香住へ行こうと思っています。復路9時台の列車がない問題、どうなっていますか?

列車での復路問題、今も対策に頭を抱えております 交通事情
列車での復路問題、今も対策に頭を抱えております

冬にJRで香住へ行こうと思っています。復路9時台の列車がない問題、どうなっていますか?

おはようございます!民宿美味し宿かどやのガクです!!

昨日、冬の松葉ガニシーズンはお車でお越しの場合、スタッドレスタイヤが必須、というお話をさせていただきました。

お車でお越しの場合、12月下旬から2月末まではスタッドレスタイヤ必須とお考え下さい
山陰地方、兵庫県北部ではスタッドレスタイヤ必須と言えるのは12月下旬から2月末までというのが基本的な期間であり、例外的に12月中旬や3月上旬に注意が必要な年もあります。この時期は「雪が降っているから」が理由のキャンセルは、通常通りキャンセル料が発生しますのでご注意下さい

では、JRに振り替えた場合、現時点で往路は良いのですが、復路の列車の時間に問題があります。

いよいよ明日令和5年3月18日よりJR山陰線減便となった時刻表になります
明日令和5年3月18日より佐津駅発9:47発の列車がなくなり、本日宿泊いただいたお客様以降、翌朝チェックアウトの時間に適した列車がない状況となります。まずは現時点でこの様な対応からスタートさせていただこうという3つの方法を文章化しました。今後、JRでお越しのお客様にはチェックイン時にご案内いたします。

冬期松葉ガニシーズンの宿泊において、既にたくさんのJRにてお越しいただく予定でのご予約をいただいております(現在、予約時にお車かJR、バス等の確認項目を入れさせていただいております)。

列車での復路問題、今も対策に頭を抱えております

列車での復路問題、今も対策に頭を抱えております

復路において、9時台の列車がないことは、香住・竹野の宿泊施設にとって、大変困った状況であり、それぞれの観光協会で連携も行い、対策の打ち合わせを行ったりもしています。色々と意見交換をして分かったのは、香住、柴山、佐津、竹野において9時台に運行している上り普通列車、通学で利用される朝の列車の次に乗降車の多い車両でした。便数減に際し、乗車数が2番目に多い列車を無くしたJRの真意は未だ分かっておりません。赤字をさらに拡大させる決定のようにしか思えないですし、地域住民の利用率だけ見て、観光客の利用者数を見ていないようにも思います。

現状、この時間帯の列車が再開する見込みはありませんが、その代わりにどうするのか、最後まで臨時列車でも良いので運行してもらえるように働きかけることはできないかも含め、色々と検討しています。

ただ、現時点で積雪期において大阪ー香住の直行バスを走らせることは行う方向で進めており、JRがなくてもお越しいただける手段はなんとか作れそうな感じにはなってきています。近年、長距離バスも運転手確保が厳しく、なかなか企画ができない状況なのですが、カニバスについてはなんとか確保して行きたいと考えておりますし、佐津駅にも立ち寄ってもらえる計画で進めています。

人手不足の昨今、各宿が城崎温泉駅や豊岡駅に送迎を行うのは事実上難しくなっており、また、11時の列車まで滞在していただくとなると、それも日帰り昼食のお客様をお受けできなくなるという問題を抱えています。

餘部駅への送迎も、春から秋までは良いのですが、冬の積雪シーズンになると、香住以西がより運休リスクが高まるため、お勧めできません。

佐津駅8:38発に乗車される場合は、朝食を7時半からに繰り上げさせていただくことは可能です。それ以外にも打開策はギリギリまで思案して行きたいと思っています。

現時点では確定した名案はありませんが、これまで列車でお越しいただいていたお客様が困らないような提案が出来次第、こちらでも紹介させていただきたいと思います。

大阪からの直行バスの件の詳細ももうしばらくお待ち下さい。

 

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