冬の松葉ガニプラン、日帰り昼食の予約はどうなっていますか？

冬の松葉ガニプラン、日帰り昼食の予約はどうなっていますか？

おはようございます！民宿美味し宿かどやのガクです！！

冬の松葉がにプランの宿泊予約がスタートしたことから、日帰り昼食プランは？というお問い合わせもいただくようになってきました。

今年の冬の松葉がにシーズンの日帰り昼食プランはどうなりますか？

日帰りプランについての現状、お受けできるか否かについて回答申し上げます。以前は食事処かどや別館も営業し、積極的に日帰り昼食を行っていた当館ですが、コロナ禍もあり、日帰り受け入れ数を限定して営業してきました。

実は現在、日帰り昼食プランを実施するに当たって厳しい現状を迎えています。主に日帰り昼食を実施するに当たり３つの大きな障害があります。

日帰り昼食の実施が困難になった３つの理由
今年も日帰り昼食は限定的な営業になります

日帰り昼食の実施が困難になった３つの理由

１・近年の活ガニの高騰

特に１２月の中旬から２月中旬まで、近年カニの価格が全く読めない状況となっています。カニが大きい、小さいのレベルではなく、小さくても良いので、とにかくお客様にお出しする活ガニを確保しなければ、という状況になっています。高いから買えない、ならばお金を出せば買えるのですが、十分なカニを確保できるかどうかわからないというのが正直なところです。宿泊の場合、カニが高騰しても宿泊代で補填できますが、日帰り昼食の場合は、カニの仕入れで赤字、というリスクも生じています。

毎年、宿泊分の活けガニを生簀で確保していますが、、、、

２・JRの減便・運休問題

JRにおいて佐津駅９：３８発の列車が減便となりました。１日のうち朝の通学便を除くと２番目に利用者の多かった便をなくされたのは未だ不明なのですが、この列車の廃止により、JRにて宿泊のお客様のチェックアウト時の対応時間が大幅に狂うことになってしまいました。これにより、お昼の準備が円滑にできなくなる可能性があります。また、１２月下旬以降は降雪・積雪が起こり得ます。近年、積雪が合った際の列車の運休が早い段階で発表になることが多くなりました。仮に運行されても、列車が遅延した場合に日帰り昼食のお客様をお受けしていると、宿泊のお客様の準備ができなくなってしまうという問題も生じています。車でお越しのお客様の場合も、到着が遅れてしまう事が増えてしまいますので、積雪期間中は同様の問題を抱えています。お車でお越しのお客様が中心となる１２月中旬までしか日帰り昼食はお受けできなくなってきているのが現状です。

減便とともに、雪による列車の運休が増えている

３・人手不足

元々カニの町”香住”は１００軒以上の民宿がありながらそのほとんどが１０室以下の小規模宿泊施設。家族経営の宿がほとんどであり、当館もそのうちの一つです。元々人手不足が顕著になってきていた中で、コロナを経て、家族経営の原点に戻った感があります。家族＋アルファで経営するに当たって、お昼の人手確保がより一層厳しくなってきています。また、日帰り昼食は宿泊予約と異なり、まだまだ電話や直接訪問での予約問い合わせや申し込みが多く、日々の業務に支障をきたしてしまっています。