こんにちは!
民宿美味し宿かどやのGakuです。
今日はまち歩きガイドの勉強会で、
郷土史家の味田先生の講習会に参加してきました。
江戸時代に1000年前の香住を想像して書いた古地図です。
伝承地図であることは矢田川の位置を見るとわかります。
この地図では矢田川が今よりも東側を流れています。
伝承ではそう言われていますが、地質調査をしてみると、そういった事実はなかったようです。
更に岡見公園。
岡見公園が離れて島になっています。
なぜ、こういった地図が描かれているのでしょうか。
元々岡見公園は、陸繋島といって、島が陸に繋がってできたものです。
といっても、ここ数千年のレベルで起こった話ではありません。
にも関わらず、江戸時代から千年ほど前の地図では島になっています。
これは何故でしょうか?
江戸時代から千年前の天平時代736年に大地震があり、
香住を津波が襲ったという記録が残っています。
日本海の津波は決して大規模なものにはなりにくいですが
たとえ5m程度の津波でも海岸沿いのまちはのみこんでしまいます。
おそらく津波直後の状況で、一時的に岡見公園側の砂が流され、
島が復活していた時期があったのではないでしょうか。
その後しばらくしてまた陸続きに。
再度つながった時の文献は残っていませんが、
一時的に離れ、比較的短期間にまたつながったのであれば、
つながった時の文献が残っていないのは納得できます。
とまあ、この辺は私の主観というか、想像、勝手な解釈も入っています。
誰かが見ていたわけではありませんので、本当のところはわかりません。
そうやって想像したりするのもまた歴史の愉しみ方でもあります♪
他にもたくさんのお話をいただいたのですが、、、
実際に現場を見ていただいてお話しするのが
一番愉しんでいただけると思います。
ちゃんとした有料ガイドをつけるからこその愉しみ方。
今後主流の旅の楽しみ方になってくると思います。
お楽しみに。
香住/佐津/柴山 民宿美味し宿かどや
Tel:0796-38-0113
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