列車が城崎温泉どまり、普通列車運休の場合は豊岡駅にお迎えにあがります

豊岡浜坂間一部運休となっていますが、実質城崎温泉浜坂間運休状態でした お天気
豊岡浜坂間一部運休となっていますが、実質城崎温泉浜坂間運休状態でした

列車が城崎温泉どまり、普通列車運休の場合は豊岡駅にお迎えにあがります

おはようございます!民宿美味し宿かどやのガクです!!

先週の一連の大寒波。日によりさまざまな対応をさせていただいております。1月25日と1月28日の対応については先日のブログで紹介させていただきました。

お客様とLINEでのやりとりは有事の際、効果抜群でした!!
お互いにストレスなく、緊急時の連絡を随時行える。元々近年、GoToトラベルや全国旅行支援の申請に関する詳細をお聞きするのに、お客様とLINEで連絡を取り合うことが多くなっています。そのやりとりをご旅行時当日にもご利用いただいているような流れです。有事の際にはさらに威力を発揮します。
令和5年1月28日、JRが全線運休という事態に当館はどう対応させていただいたか
結果としてお客様と話し合った結果、今回は城崎温泉駅までお送りすることになりました。城崎温泉駅にお送りすることになった理由は、駅のすぐ前に全但バスがあり、バスの運行や臨時便を随時チェックできる。延泊すると決めた時に、城崎温泉の旅館組合がすぐ目の前にある。万一、時間を潰すことになっても「地蔵湯」(外湯)があるためです。

普通列車運休の場合、お迎えは城崎温泉駅ではなく豊岡駅で

今日は、1月29日の対応についてお話しします。この日は山沿いはお天気回復、海沿いは午前中はまだ雪が降っている状態。兵庫県北部全般として午後からは良いお天気となった日でした。

青空の出ている1月29日午後4時ごろの佐津駅

青空の出ている1月29日午後4時ごろの佐津駅

列車は城崎温泉駅より東の電化部分は復旧しましたが、城崎温泉より西は運休のまま。お天気が回復しても、夕方ごろまで列車は運行されませんでした。

豊岡浜坂間一部運休となっていますが、実質城崎温泉浜坂間運休状態でした

豊岡浜坂間一部運休となっていますが、実質城崎温泉浜坂間完全運休状態でした

そこで、29日にご宿泊のお客様で列車でお越しのお客様とはLINEでやりとり。城崎温泉駅乗り換えの普通列車が運休確定の時点で、城崎温泉駅までいかず、豊岡駅で下車していただきたい旨の連絡を入れさせていただきました。

列車運休時、お客様とのLINEでのやりとり

列車運休時、お客様とのLINEでのやりとり

お迎えに上がる場合は城崎温泉駅の手前「豊岡駅」となります。
城崎温泉駅への下道は渋滞にハマりやすいため、できれば避けたいです。
豊岡駅14:45着にお迎え上がる段取りしておきます

列車は5分遅れでしたが定刻に近い状況で運行。豊岡佐津間の除雪もほぼされており、スムーズに車移動もできました。豊岡駅から当館まで、渋滞がなければ30分から35分。城崎温泉駅は豊岡まで出てそこから北上しなければなりませんので、プラス10分ほどかかります。しかも細い県道1本のみですので、事故が起こると大渋滞となる道。当館から普通列車運休に伴うお迎えは、豊岡駅とさせていただいております。

但し、送りの場合は1月28日のケースのように、時間が使いやすく、状況把握のしやすい城崎温泉駅までお送りさせていただく場合もあります。午前中の場合は渋滞に巻き込まれてもお昼の時間を使うだけですが、お迎えで渋滞にハマると、夕食の準備に間に合わない、様々な問題が生じるためです。

有事の際のお迎えは豊岡駅。城崎温泉駅まではいかない

ようお願いします。

なぜ、城崎温泉駅より西の普通列車はなかなか運転再開しないのか?

しかし、今回は流石にお天気が回復しているにもかかわらず、夕方まで運転が再開しないのは困りました。何かトラブルがあったのだろうかと思いつつ、先にも写真にあげた夕方の佐津駅の写真を見て感じるところがありました。

無人駅ホームの除雪を行うJR職員さん

無人駅ホームの除雪を行うJR職員さん

当たり前のことなのですが、有事の際は列車が動けばOKといったそんな簡単なものではありません。無人駅、特にホームで乗降車ができなければ駅として機能しないのです。無人駅ですから、除雪作業をする人はおらず・・・。このように、雪が止んでからの人海戦術による作業になるわけですね。これが運行再開を遅らせている原因かどうかは分かりませんが、赤字路線、人手不足の中、早急に対応してもらうのは厳しいのかな、とも感じました。

私自身、宿の駐車場の雪明けをするので一杯一杯ですし・・・。

雪退けした直後の駐車場

雪退けした直後の駐車場。妙な達成感があります(苦笑)

いずれにせよ今後も、お天気が良くなってもすぐには列車が再開しないこともあるというのを頭に入れておかなければなりません。ただ、せめて送迎が豊岡駅や城崎温泉駅ではなく、香住駅でできるよう、有事の際は思い切って無人駅をスキップする決断を下す等の判断もあっても良いのかな、なんて思いました(あくまで個人的意見であり、他にも運行できない理由があったらごめんなさい)。

あるいは、運休確定の瞬間に豊岡駅から香住方面への臨時バスが運行するような仕組みを観光協会やDMOで作ってもらえればありがたいな、とも思いました。この辺は今後要、提案ですね。

いずれにせよ、先日もお話ししましたが、有事の際は随時お客様とLINEでやりとりできるととても助かりますね。ぜひ、ご利用下さい。

以上、今回の大寒波における当館の対応3部作の最終ブログとなりました。完璧ではないかもしれませんが、有事の際でも柔軟に対応させていただけるよう頑張ります。対応できるか否かはできるだけ早め早めにご相談いただき、随時連絡を取り合えるのがポイントです。よろしくお願いします。

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