松葉ガニのお祭りはなぜ12月から11月になったのか
おはようございます!民宿美味し宿かどやのガクです!!
昨日、第38回香住松葉がにまつりが晴天の中、開催されました♪
コロナ禍での開催ということで、過去にあった焼きガニやカニ雑炊の無料配布は残念ながらありませんでした。また、セコガニの高騰を受けてでしょうか。以前はあった「セコガニつかみ取り」もありませんでした。
イベントステージでは今回からの新たな企画「フライング甲羅キャッチゲーム」が開催中でした♪
香住松葉がにまつりは今回で38回目と、カニのお祭りとしては全国的にも古参のイベントと言えます。以前は「かすみカニ場まつり」という名称で、12月第1週に開催されていました。
コロナ前からのことですが、近年は11月の中旬に入ってから開催するようになりました。近隣の浜坂港、津居山港なども11月にカニ祭りを開催しています。
なぜ、12月開催だった香住のカニ祭りが11月になったのか。正式に話を聞いたわけではなく、私の想像なのです。
近年カニの漁獲量が減少傾向にあり、海のしけることの多い12月はお歳暮&忘年会の年末相場も相まってカニが高騰する傾向がありました。
11月に比べて12月はカニが高くなる。地元では周知のことではありますが、お祭りでお越しいただいたお客様にとっては11月に開催している他の港に比べ、12月に開催している香住の港は、カニが高い、ということになってしまいます。
そもそもイベントで大量に販売するためのカニを確保するのが、海況が安定している11月の方がしやすい(結果、カニも安くで販売できる)というのがあろうかと思います。
実際、昨日のお祭りでのカニの販売も、本来地元のみで消費されたり、12月に入ると入手しづらくなるお得な訳ありガニが販売されていました。
今回のお祭りでも、無料配布での行列はありませんが、お得な販売に対して長蛇の列ができていました。
カニ自体は決してお安いものではありませんが、イベントだからこそのお得なカニも販売されます。ただ、ゆでがには10時にはもう売り切れていた模様。活カニに対しては長蛇の列ができていたわけです。
あと、我々観光関係者にとっては、「カニのお祭りが開催されました!!」とテレビや新聞で紹介されるのが、カニシーズン真っ只中を加速させる合図にもなります。12月に入ってからよりは、11月の今頃紹介していただける方がありがたいです(笑)。
解禁の瞬間とカニ祭りがテレビで紹介された瞬間は、お電話等のお問い合わせが多い日となります。年内は既にほとんど満室ですが、松葉ガニシーズンは3月末までございますので、ぜひ2、3月で計画していただけたらと思います。
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