なぜカニは1杯2杯と数えるのか?(イカやカニの数え方)
おはようございます!民宿美味し宿かどやのガクです!!
お客様からよく聞かれるお問い合わせに
カニが何匹つきますか?
というのがあります。お問い合わせいただく時のほとんどが”何匹”と聞かれます。が、数え方としては魚介類は”○尾”ではないのか、という考え方もあります。ただ、魚と違い、カニやイカは”尾”がありません。でもエビは”尾”がありますね。
正直、”匹”でも”尾”でも良いでしょうし、カニに関しては”○枚”と数える人もいます。
一方で、当館の香住がにプランは3ばいプランとか2はいプランとか、”○杯”を使っています。
松葉ガニプランの場合、いい旅プラン”基本”が2はい、茹でがにを加えると3ばいになります、と説明しています。
”匹”ではなく”杯(はい)”と呼ぶのに違いがあるのでしょうか?
これ、意外と知らない方が多いと思うのですが、
カニ、イカ、タコ等は、生きている個体は「匹」と数え、食材・食用となった時は「杯(はい)」と数えます。
生きている牛が”うし”なのに対し、お肉になると”ぎゅう”と呼ぶのに近い話ですね。
※但馬牛(たじまうし)は生きた牛、但馬牛(たじまぎゅう)はお肉
じゃあ、なんで”杯”なのか、ですが、イカやタコは徳利になるような(実際可能)形ですし、カニも甲羅がお椀の代わりにできます。実際、甲羅酒もしますよね?
寒くなってきましたので、甲羅酒が美味しい季節になりました。個人的にはこのお酒の器になるから”○杯”と呼んでいるという話、好きです。
いや、お酒の器ではなく”甕”の形からきているんでしょうけどね。トロフィーを”杯”というのをイメージしていただくとわかりやすいかと思います。
以上、今日はよくいただくお問い合わせから思い出した、ちょっとした雑学をお届けしました。
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