この夏大人気!!但馬牛ステーキが美味しい理由
おはようございます!民宿美味し宿かどやのガクです!!
今シーズンより夏の活イカ、活オコゼのプランに但馬牛ステーキを少しだけおつけさせていただいております。
最高級黒毛和牛ですので、美味しいのは当たり前なのですが、黒毛和牛でA4、A5クラスならば、美味しくて当たり前、と思われるかもしれません。今日は但馬牛だから美味しい理由について説明させていただきます。
実はほとんどが「但馬牛=神戸牛」です!!
当館では但馬牛、といっても「神戸牛」クラスの但馬牛をご提供しています。
但馬ギュなのに神戸牛?神戸牛なのに但馬牛?どういうこと??!
実は、兵庫県で生まれ、兵庫県で肥育され、お肉になった場合、全て「但馬牛」を名乗ることができます。その中でも霜降りが上位のものを神戸牛と名乗ることができます。神戸で牛が飼わているのを見かけることはありませんよね?神戸ビーフの定義は霜降り度の高い但馬牛のことなのです。
少し、専門的な話をすると、霜降り度を評価する12段階のB.M.S.値なるものがあります。こちらがNo.6以上のものが神戸牛、神戸ビーフとして認められます。
※厳密には霜降り度だけではないのですが、わかりやすく説明するためにそのようにお話ししていることをご了承ください。
ただ、ここからが重要な話。今、兵庫県内の黒毛和牛の肥育農家さん、むちゃくちゃレベルが高いです!!先日、県の畜産試験所の方にお聞きしたのですが、肥育された但馬牛のうち、98%が神戸牛の認定となっているそうです。つまり今、
神戸牛の認定を受けていない但馬牛を探すのは困難
な状況にあります。従って、当館の但馬牛はステーキとしてお出しする場合、全て神戸ビーフクラスの但馬牛です。当館としては「但馬牛を食べてきた」と言っていただきたいのですが、「神戸ビーフを食べた」と言っても差し支えはありません。
但馬牛(神戸牛)が他の地域の黒毛和牛と明らかに違う点
では、そこまで但馬牛、神戸牛をアピールして、食べた時に他県産との違いがわかるのか?という疑問があろうかと思います。実はこれ、食べ比べてみれば、誰でも明確にわかります。
但馬牛(神戸牛)は「和牛香」と呼ばれる独特の甘い香りがあります。これはお肉を食べた瞬間に鼻の方に香りが広がってくるので、最初に認識していただければわかると思います。実は私自身、以前からこの香りのあるない、強い弱いは認識していたのですが、これが但馬牛の特徴であり、他県産黒毛和牛の場合は、感じないということを最近まで知りませんでした。
とはいえ、最近の黒毛和牛はどこの地域でも但馬牛の血統が入っていますし、「和牛香」を強めるために、但馬牛の血統を入れて繁殖させることも可能です。近年全国的に美味しい黒毛和牛が増えているのはそう言った背景がありますが、但馬牛ならば、当たり外れもなく、高い確率で最高級の黒毛和牛を食べることができます。
例えば、特産松阪牛も「和牛香」を楽しむことができます。特産松阪牛は『松阪牛の中でも、兵庫県産の子牛を導入し、松阪牛生産区域で900日以上肥育した牛』という定義があるためです。つまりは但馬牛を肥育したものであるからです。
ただ、特産松阪牛は特別なお肉であり、とても高価です。但馬牛(神戸牛)を食べた時、鼻に抜けるように広がる甘ーい香り。こちらは高価な松阪牛や神戸牛を専門店で食べなくても、当館で体験していただけます。
今シーズンより活イカプラン、活オコゼプランには、但馬牛サイコロステーキを3切れおつけしていますので、ぜひご体感下さいね♪
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