「冬の味覚の王様 松葉ガニが価格高騰」の記事を読んで思ったこと
おはようございます!民宿美味し宿かどやのガクです!!
神戸新聞「冬の味覚の王様 松葉ガニが価格高騰」の記事
先日、2月1日に神戸新聞さんの朝刊で「カニ高騰」に関する以下の記事がありました。
兵庫・但馬地域で「冬の味覚の王様」と呼ばれる松葉ガニ(ズワイガニ雄)が、品薄と価格高騰のため、例年に増して「高根の花」となっている。昨年11月6日の漁解禁から宿泊施設や飲食店の需要がピークとなる年末まで、2カ月間の平均単価は1キロ当たり1万6232円と、過去10年の平均値(5601円)に比べ3倍近い。一体なぜなのか、要因を探った。
今シーズンの状況としては、こちらの記事で書いてある通りです。今シーズンは11月の中旬から年末相場に近づき、気がつくと例年の3倍近い価格になっていました。正直、だからといって極端にカニの品質を下げられないので、非常に原価率の高い、厳しいシーズンとなりました。
それでも、なんとか多くのお客様に喜んでお帰りいただけているので、ホッとしてるところではあります。
ただ、3年前に朝日新聞さんが
3年後、カニの漁獲量が半分になる
との報道をされていたので、可能性としては頭にありました。
瞬間的に落ち込んだだけであることを願いたいところです。
この記事を読んで思ったこと
さて、今回の神戸新聞の記事を読んで、「カニは高嶺の花」「もう食べに行けないかも」と思った方もいらっしゃるかもしれません。
ただ、これまでもカニを食べに日本海に行く、というのは贅沢旅行でした。
毎年、年末のこの旅行を楽しみに”カニ貯金”をしている
というお客様の話を伺ったこともあります。
年2回行っていたのが1回になる、毎年行っていたのが2年に1回になる。そんな方もあるかもしれません。
残念ながらカニが高騰し続ける限り、お迎えする当館も価格を据え置きにはできません。来シーズンは今シーズンの相場を受けての価格設定にならざる得ませんが、実直な思いを先日ツイートさせていただきました。
この2ヶ月間、肌身に感じていたことです。私たち宿泊施設は、お客様にとっての「カニとの一期一会」をより一層大切にして行かなければと思います。 https://t.co/ckNgBZhDHx
— 民宿美味し宿かどや<兵庫県・香住>🦀松葉ガニプランは3月末まで実施中!! (@kasumi_kadoya) February 1, 2022
カニを食べる瞬間を大切にしていただきたい。お出迎えする当館もそれに見合うだけの用意をさせていただかなければと思います。
今回、コロナ禍により、組数制限を行いましたが、逆にこれが1組1組のお客様にゆっくりして頂ける環境が作れたと思っています。コロナが開けても組数は今ぐらいで対応させて頂いた方がよいのではないか。カニが高くなった分、私達にできることを今後考え、ブラッシュアップしていきたいと思います。勿論、カニの品質は落とさないように。引き続き頑張っていきたいと思います!!
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