おはようございます!民宿美味し宿かどやのガクです!!
佐津海水浴場のお話です。
700mもあるビーチですが、西側に松林があるのをご存知でしょうか。
海沿いに松林があるのは日本の海岸線ではよくみる風景です。防風林の役目を果たしているのですが、古くは戦前に国防策として海からの侵入を防ぐ意味合いで積極的に植えられた経緯もあったそうです。
ただ、樹齢が100年以上経った松の多い地域ってあまり見かけません。そんな中、佐津海水浴場の松林は太い戦前から当地にあったと考えられる松が多いです。例えば、太い松に松根油(しょうこんゆ)を採取しようとしたであろう跡が残った松も何本かあります。
松根油(しょうこんゆ)とは?
昭和の戦争末期、航空燃料の欠乏対策として、石油の代替燃料として松から油を採取するプロジェクトが全国で行われました。その際、佐津海水浴場にあった松の木からも油を採るための作業が行われていました。
今でもその後が見られる松があるということですね。
戦時中に松根油を採っていたほどの大木がある佐津海水浴場の松林。西側に散歩に行けば見られます。
あ、遊歩道を歩いていると道中に見られる「ど根性松」もチェックしてみて下さいね♪
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