コロナ禍だからこそ、私たちにとって当たり前の風景を異日常として愉しんでほしいです！

おはようございます！民宿美味し宿かどやのガクです！！

嬉しいお客様の声をいただきました。

上の文章に感動しました。変わらないことほど平和で安心できることはないですね。迎え入れて下さったスタッフの方の明るい声に安心しました。（以下略）

今回、特に嬉しかったのは、当館のメッセージシートの文章を喜んでいただけたことです。

客室に置かれている「お客様の声シート」

有名な観光地でもなく、昔から何も変わらない田舎まち。ある時目にした戦前の佐津ビーチの写真。今と全く変わらない風景に驚き、変わっていないことがむしろすごいことじゃないかって思いました。

「大将また来たで」「女将さん、ただいまー」田舎の親せきの家に遊びに来た時のように。私たちも変わらないお出迎えでありたい。

以前に私自身が感じたことをそのまま文章にしたものです。書いたのは2013年の秋だったと思います。偽りない気持ちを書かせていただきました。

実際、コンビニすらない集落を卑下する気持ちもあります。かろうじてスナックが1件ありますが、飲食店もありません。自慢できるのは７００mもある砂浜、佐津ビーチだけ。でも、海を見渡す光景は私が生まれた50年前と比べてもほとんど変わりありません。

私にとって、私たちにとって当たり前の光景です。でも、私自身大学、サラリーマンと13年間都会で暮らし、帰ってきた時にこの海を見るとホッとする気持ちが強かった。

特にサラリーマン時代は帰郷した気持ちとともに、都会で働く日々とのギャップ、異なる日常感がを感じたことを今でもはっきりと覚えています。当館にお越しのお客様にもそんな気持ちを持っていただけるのではないか。

初めてくる場所だけどなんだか懐かしい。でも、普段の生活では決してみられない風景。決して観光地ではない場所の異日常です。

コロナ禍で息苦しい日々が続いている今だから、感じて欲しいホッとする気持ち。そんな気持ちにさせてくれる風景。