「いつも焼きすぎていた！？」当館では焼きガニをスタッフが焼かせていただく理由

おはようございます！民宿美味し宿かどやのガクです！！

焼きガニは炭火焼きと陶板、どちらが美味しいですか？

という質問をすると、実は「陶板焼き」と答えられる方が多いの、ご存知ですか？

炭火焼きよりも陶板焼きの方が美味しい！？

焼きガニを陶板焼きと炭火焼きで提供する宿、どちらの方が多いと思いますか？

実は、陶板焼きで提供する宿の方が圧倒的に多いです。

フワッとジューシーに焼き上がる陶板焼

炭火焼きは炭の管理が大変、館内が汚れやすいのでできれば宿としてはやりたくない、等色々理由がありますが、陶板焼きを提供している宿の方が圧倒的に多い１番の理由は

陶板焼きの方が一番美味しいタイミングで提供できるから

です。ベストのタイミングで焼き上げ、少し蒸し焼きにした感じでお客様の目の前で蓋を開けた瞬間、湯気がグワァーっと。

ちなみに当館でも焼きガニを陶板焼きにしているプランがあります。

カニの旨味をギュギュッと凝縮した陶板焼きを食べてみたい方はぜひこちらのプランをお試し下さい。

逆に、炭火焼きは陶板焼きに比べて味が劣るのか？決してそんなことはありません。炭火で焼いた時の香ばしい香りが付加され、独特の甘さを感じることができます。これが好きな人にとってはたまらない美味しさになります。

しかし、炭火焼きは美味しくなかった、陶板焼きの方が美味しかったという意見も少なからず聞くことがありました。

実は、炭火で焼いたカニが美味しくないわけではありません。正確な表現をするならば、炭火で美味しく焼くのが難しいのです。どういうことか？

炭火焼きを食べて「美味しくなかった」という方の意見を聞くと、

身がカスカスしていた、パワパサしていた

という感想が多かったのです。

なぜ、炭火焼きはパサパサしているのか？多くが「自分でカニを焼く」パターンの食べ方でした。

実は当館も以前、小型コンロでお客様が自分で目の前で焼くスタイルをとっていました。この方法ですと多くの方が自分の食べたいタイミングで焼きます。しかし炭火は、最も火力の強い時と弱くなってしまっている時があります。

当時のお客様を観察してみると、火力が弱まった炭で、ジリジリと時間をかけて焼いていることが多かったです。

炭火焼きでカニを美味しく食べるコツは

短時間強火でサクッと焼くこと

です。

強火でサクッと焼くべし！！

お客様がご自分で焼く場合、このベストな状態で焼くことができず、結果「美味しくなかった」という感想になってしまうことが多かったのです。

つまり、スカスカ、パサパサと感じていたのは、焼きすぎていたからなのです。

当館のカニプランは香住ガニも松葉ガニも現在、焼きガニが炭火焼きです。

一番美味しいベストな状態で食べていただけるように、スタッフが焼かせていただいています。

炭火ガスの問題があるので離れた場所で焼きます

食事部屋横の通路にある囲炉裏で焼くことが多い

スタッフが炭をおこし、火力の強いタイミングで焼きます。これならば、強火で中は短時間、ジューシーな感じで焼くことができます。

実際、スタッフが焼かせていただくようになってからは「炭火焼きは美味しくない！」というお声は減り、「炭火焼きが一番美味しい！」というご意見を頂いています。

強火短時間で焼き、中がジューシーならば、冷めてからでも美味しいです。ぜひ、炭火ならではの香ばしい甘さを堪能して下さいね。

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