おはようございます!民宿美味し宿かどやのガクです!!
Tシャツだと寒さを感じ、夏の終わり、秋の訪れを感じる気候になってきました。当地区では、香住ガニシーズンに入った実感を感じさせてくれます。
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そんな中、香住ガニに関する嬉しいメッセージを2件続けていただきました。
夕食時のベニズワイガニ感動を覚え妻も大満足、松葉・越前ガニ(ズワイガニ)だけが蟹ではない!事が再認識されました。
松葉・越前ガニ(ズワイガニ)だけが蟹ではない!事が再認識
紅ずわいは初めて!(中略)これから冬は松葉、夏は紅ずわいガニで楽しみたいと思います。
冬は松葉、夏は紅ずわいガニで
嬉しいご感想です。紅ズワイガニはズワイガニ(松葉・越前ガニ)に比べて味が劣る、美味しくないカニ、というイメージを覆したい。実は当地区で紅ズワイガニにブランドガニの呼称である「香住ガニ」という地域名称をつけたことにも、そんな強い思いがあると私は感じています。
もちろん、
紅ズワイガニに比べたら松葉ガニの方が美味しいよ!
という意見があることを否定しません。私が否定したいのは
紅ズワイガニは美味しくない
という固定観念を打破したい、ということです。
なぜ、紅ズワイガニは美味しくないという通説があるのか。水分量が高くジューシーな紅ズワイガニは長期保存が難しく、すぐに傷んでしまうという問題点がありました。また、ジューシーな分、松葉ガニに比べて実入りが悪いというイメージもありました。
しかし、近年紅ズワイガニでも鮮度を保つ事ができるようになってきたこと。紅でもズワイでも実入りの良いもの、悪いものは存在し、紅ズワイガニの中でもしっかりと身入りの良いものを選別できる目処がたったことにあります。
身入りの悪い、鮮度の悪いカニを目の前にして、紅ズワイガニのイメージを悪くしていた過去と今は異なるんだ、という自信が今はあります。
「香住ガニ」という地域名称は、他のブランドズワイガニ(松葉ガニ)との混同されてしまうので良くない、という意見も耳にします。
確かに、「香住ガニ」という地域名称のついたカニは柴山ガニや浜坂ガニと混同されることもあり、まれに認識違いによるトラブルが生じているケースもあるようです。
ただ、現状はブランド化推進により地域名称(現実には水揚げされた港ごとの名称)が乱立していることも、消費者視点で言えば混乱のもとにもなっています。
松葉ガニに負けない美味しさの紅ズワイガニを「香住ガニ」と呼ぶ。
近年の認知度とそもそものカニの美味しさを鑑みると、そう定義されてもいいのかな、と個人的には思っています。ズワイガニの世界的な高騰を考えると、良質な紅ズワイガニの価格も今後上昇していくものと思われます。
松葉ガニに負けない美味しさを持つ紅ズワイガニ”香住ガニ”
の美味しさを広めていく一員として私自身も引き続き頑張ってまいります。
香住ガニの名称には紅ズワイガニの美味しさを少しでも多くの方に知って頂きたい思いが込められていると認識していただけるととても嬉しいです。
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