おはようございます!民宿美味し宿かどやのガクです!!
佐津海水浴場の監視所設置は本日まで。海水浴場の開設は終了となります。台風9号が来て以降は波も高く、海水浴を楽しむことが難し苦なってしまいましたが、今年は7月の4連休が7月中旬にあり、8月上旬まではお楽しみいただけたと思います。
正直、日本海側において7月下旬からお盆ぐらいまでの今の季節に雨が降ることは滅多にありませんので、雨の中の海水浴はあまり想定していませんでした。
異常気象の続く近年ですので、ベストシーズンに雨が続く、あるいは梅雨が長引いてせっかくの海水浴が雨模様というケースは今後も起こり得ることです。
来年以降も踏まえ、
雨が降っている時の海水浴って可能?安全?
というテーマでお話しします。
海水浴場の遊泳可否はお天気ではなく海況
まず、原則的なことを言えば、雨が降っているから海水浴場が遊泳禁止になる、ということはありません。遊泳禁止の基準は危険か否か、これはお天気ではなく海況で判断されます。
海況とは具体的に以下の2点。
1)高い波やうねりが入ってきていないか
文字通り、海が荒れていて波が高い、うねりが激しい、沖に向かって流れが出ていて危険、といった海況の悪い状況の場合は遊泳禁止になります。
佐津海水浴場は北東を向いているため、強い北風が吹いた際に遊泳が厳しくなるケースがあります。
雨が降っていても海は穏やか、快晴でも海は大荒れ、ということはよくあります。特に台風が通過した直後は「台風一過」と言われて快晴となりますが、海は大荒れで遊泳禁止ということが多いです。
2)雷が落ちるような危険な低気圧が発達していないか
6月の梅雨時期によくあることです。あと、7、8月でもスコールのような一時的な土砂降りがあった場合に要、注意。近くで雷が発生しているケースです。
このような場合、雷には注意してください。
雨が降っていることでのメリットも
雨が降っている、あるいは雨が降りそうなお天気で、メリットを享受するケースもあります。それは、
日焼け防止になる
ということです。
日焼け防止のテントやパラソルが、雨よけに変わる、といった感じでしょうか。まあ、泳げば濡れますので、寒くない程度に雨に当たるのは日焼けするよりはマシ、という考え方もできます。
あと、雨が降ると遊泳できない、と思って海水浴場が空いている、というメリットも出てきます。
お盆時期は遊泳が厳しい年もある
ちなみに・・・
日本は北半球に位置します。北半球の特徴として春から夏にかけて南風の日が多くなります。南風になると海が北側に位置する日本海側は、波の少ない安定した海況をもたらせてくれます。
ただ、これが北風にガラリと変わる瞬間があります。それがお盆、8月中旬です。よく、お盆時期は波が高くなる、なんて言われることもありますが、北半球において南風が北風に変わるのがちょうどこの時期、日本海の海水浴はお盆時期から厳しくなると言われるのは、クラゲの問題ではなくむしろ、このためです。
今年は8月中旬以降に生じる「晴れているのに大しけ」が8月9日と、例年よりも1週間以上早かったように思います。来年はお盆ぐらいまでは穏やかな海であってほしいです。(勿論、そういう年もあります)
以上、今シーズンは海水浴シーズンは終了となりますが、来シーズン以降、海水浴旅行をする際の参考としていただければ幸いです。
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