おはようございます!民宿美味し宿かどやのガクです!!
当館の焼きガニは炮烙焼きや陶板焼きではなく、炭火焼きです。
炭火で焼いているお宿さんって少ないです。なぜ少ないのか?なぜ当館は炭火焼きができるのか?今日はそんなお話をしたいと思います。
炭火焼の提供宿が少ない理由
さて、そもそものお話をさせていただきます。香住区内でみても、全国的にみても、炭火で焼いて提供する、宿は少ないです。香住だけで言えば、私の感覚では炭火の宿が2割ぐらい、陶板の宿が8割ぐらいといった感じかと思います。
なぜ、炭火焼を提供する宿が少ないのか。これは手間がかかるからだけではなく、お部屋を汚してしまうから、というのがあります。万一炭が飛んでしまったら、畳を燃やしてしまうなんてことも起こります。また、個室で炭をおこすという行為が換気不足、一酸化炭素中毒のリスクを生じさせるという問題もあります。
当館でも、
客室内で自分で焼きたい
という要望をいただくことがありますが、それはできないのが正直なところです。
※お客様にカニを焼いていただかず、スタッフが焼く理由は、強火で短時間で焼いた方が美味しいからというのがあります。お客様にお任せすると、1本ずつ順番に焼いたり、火力が最も良いタイミングで焼いていただけない場合が多いからです。
なぜ、当館は炭火にこだわるのか
では、なぜ当館は陶板焼きではなく、面倒くさい炭火焼にこだわるのか。実は「炭火の方が美味しいから」ではありません。もちろん、炭火焼きは美味しいです。でも、陶板焼きが不味いわけではありません。私はこの2つの食べ方は
それぞれの美味しさがあり、甲乙つけがたい
と思っています。
炭火焼の香ばしさ、そこから更に増す甘味は魅力的です。しかし、カニを含む甲殻類のシンプルな甘みを引き出すのは陶板焼きの方が勝っていると感じています。
例えば、夏場に当館ではズワイガニと紅ズワイガニ(松葉ガニ種と香住ガニ種)の食べ比べプランを実施しています。
夏P【かどや50周年】香住で本ズワイ&紅ズワイガニ食べ比べ♪海鮮舟盛&のどぐろ付特別記念プラン
これは「味の違い」を感じる、愉しむには炭火焼よりも陶板焼きの方が強く感じるためにあえて陶板焼きで提供しています。あと、夏場の館内での炭おこしは大変だからというのもあります。
また更に、春秋プランでも、のどぐろ舟盛付ごっつぉプランは陶板焼きを提供しています。
今の時期、陶板焼きを食べてみたい方は
こちらのプランをぜひ↓↓↓
【春・秋P】豪華のどぐろ舟盛付で三世代旅行に人気!香住ガニ&のどぐろ ごっつぉプラン【キス場のノド】
決して陶板焼きを否定しているわけではないです。
春、秋、冬のカニフルコースの焼きガニを炭火でやっているのは、
家庭では行わない食べ方でご賞味いただきたいから
です。勿論、陶板焼きも家庭では簡単にできませんが、ホットプレートで蒸し焼きにする調理方法ならば、家庭でも可能です。調理方法による味の”質”としては、ホットプレートやフライパンでも陶板焼き”のような”食べ方は可能です。しかし、炭火焼きは前述したように家屋内ではやりにくい、ましてや冬の寒い時期に屋外でバーベキューというわけにもいきません。
寒い時期に屋内で炭で焼いたカニを食べる
という特別な体験を提供するのが、当館としてお客様に提供できる大切な価値であると考えているからです。
当館で炭火焼ガニが可能な理由
では、当館ではなぜ、館内で炭火焼が可能なのか。厳密にいうと
食事用の個室内では焼いていないから
です。
例えば、1階ですと縁側
2階ですと階段すぐ上がった場所、窓のすぐ横
しています。
もう一つ、強いて言えばお部屋で炭をおこしている場所が1箇所あります。
このお部屋で焼く際は、フロント横の出入り口の襖を明け、換気十分な状態で行っています。
つまり、密室となった食事用のお部屋で炭をおこすことはしていない、かといって、調理場で焼いたカニを運ぶというようなことはしないことによって、熱々の炭火焼ガニをお客様に提供できるようにしています。
以上が当館において、カニの炭火焼きを安心安全に美味しく熱々をど提供できている理由です。
よくお電話での問い合わせにて
焼きガニは炭火でやられていますか?
というのも多いです。それだけ炭火での焼きガニを提供している宿を探しているお客様が多いのかな、と感じています。
炭火での焼きガニは当館の名物でもあります。松葉ガニシーズンだけでなく、香住ガニシーズンもぜひご賞味下さいね。
LINEからのお問い合わせはこちら
香住/佐津/柴山 民宿美味し宿かどや
Tel:0796-38-0113
↑↑↑
スマートフォンから電話番号を
タップすると直接発信可能です