おはようございます!民宿美味し宿かどやのガクです!
先週になりますが、香美町ジオパークと海の文化館で開催された
ジオカフェ「但馬気象について」雪の降り方の読めるガイドを目指そう!
を受講してきました。
大雪時の天気図を見れるようになりたい!!
今回お話し叩いたことは色々でしたが、私が特にお聞きしたかったのは、日本海側特有のお天気。そう。冬の大雪の話です。
ここ2年ほど日本海側で大雪は降っていませんが、大雨に関しても興味深いお話を聞きました。
集中豪雨の被害は増えていますが、弱い雨が降る日が減っている。つまり、雨の降る日のトータル数は減っているそうです。まとめて降っている感じです。(ちなみに気象庁には「ゲリラ豪雨」という言葉はないそうです。そういえばゲリラ豪雨って2008年の流行語大賞でした。汗)
この頃から雨の降る日数が減り、まとめて大量に降る傾向になってきているんですね。大雪に関しても同様で、ここ2年ほどほとんど降らず、その前2年が豪雪でした。足して4で割って欲しい感じです。。
そんな中、私たち雪国の人間にとって
明日は雪かきが必要か?
は人手、スタッフ人員を考える上でも大切な話です。何よりも、お客様に問い合わせをいただいた時にお話しできる情報を事前に掴んでおいて置きたいところです。
山雪と海雪を降らせる天気図の違いは?
最初に天気図の記号や等高線について等、様々な説明があった後に大雪、特に山雪と里雪を降らせる天気図のお話がありました。私にとってはこちらがメインイベントでした。
スキー場などの山雪を降らせるパターンの天気図はズバリ、西高東低の気圧配置の中でも縦にまっすぐに狭い間隔で等高線が並んでいるケースです。強い北西風を日本列島の山々に吹きつけ、山側に大雪をもたらします。
里山とは海沿いの平坦な部分のこと。当館のある香住地区などはまさに里山に雪が降るか否かとなります。里山に雪を降らせるパターンの天気図はポッコリとした袋があること。
以下が詳しいです。
予想天気図を見た際に、まっすぐか、ポッコリかである程度の予測はつきますね。
後、上空5000mでの寒気団が日本海の中・南部にある場合は、日本海上で冷やされるために里雪に。寒気が日本海の北側や北日本にある場合は、日本列島の山々に当たって山雪になるとのことです。この辺も寒気団のチェックができれば更によくわかりそうです。
以上、これらの大雪を振らせるのは主に1、2月です。ここ2年ほど大雪がありませんので、今シーズンは注意したいと思います。天気図もガッツリ確認します!!
最後になりましたが、今回講師をしていただきました神戸地方気象台次長溝本悟様、ありがとうございました!
香住/佐津/柴山 民宿美味し宿かどや
Tel:0796-38-0113
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