おはようございます!
民宿美味し宿かどやのGakuです。
昨日ご紹介したスノーケリング体験は日曜日の午後に開催しました。
実は午前中、海水浴シーズンを前に、
佐津ビーチ周辺の一斉草刈り作業が行われました。
佐津ビーチ周辺の草刈り作業
その中で、私が真っ先に草刈りをしたところがあります。
クロマツの群生のある場所、
それも特に最も樹齢が長そうな松の周辺です。
クロマツの群生周辺です♪
佐津ビーチのシンボルとして長らく君臨してきた
中央の2本の松。
前々シーズンの冬、その1本が倒れ、
もう1本も調査したところ、寿命であるという判断が下されました。
そのため、年内にもう1本も伐採される予定です。
詳細はこちら↓↓↓
香美町指定重要文化財「訓谷のクロマツ」
大変残念なことですが、実は前述の西寄り群生地に
同じぐらいの樹齢でまだまだ頑張っているクロマツがあるのです。
そう、今回こだわって?!周辺を草刈りをしたクロマツがまさにそうなのです。
草刈りをしたクロマツに近づいてみると・・・
人為的に刻まれた跡が!!
この傷、何か御存知ですか?
松根油
戦時中、松の根元から松根油を採取し、ガソリンの代用とした時代があったんです。
その時の傷が今でも生々しく残っています。
ある意味「戦争遺産」と言えるかもしれません。
奇しくも富士山の世界文化遺産認定で
三保の松原が話題となっています。
海岸沿いに松の群生の景観は日本の風物とも言えます。
クロマツの群生が戦前のまま残っているのが今の佐津ビーチ。
後世に残し、伝えて行きたいものでもあります。