GoToトラベルキャンペーンがあっても延期されても、旅行自粛ではありません!

ご挨拶・ご報告

おはようございます!民宿美味し宿かどやのガクです。

この週末、楽天の三木谷さんがすごいコメントを出されました。

 

内容は「GoToトラベル事業の延期に関する緊急申し入れ」です。


新経済連盟Webサイトより

要望のメインである一つをあげると

上記事業の事業開始日について、コロナ問題の状況を十分に見極めたうえで、コロナがまん延するリスクが極小化したと判断できるまで延期。

です。本日は7月20日月曜日。予定通りであれば7月22日にGoToキャンペーンはスタート。

ここにきて自ら楽天トラベルも運営している三木谷さんからのまさかのちゃぶ台返しのような要望。

果たしてこれを政府は受け入れるか否か。

おそらく22日からの流れとしては

・予定通りGoToトラベルキャンペーンを実施

・GoToトラベルキャンペーンは延期

の2つのどちらかになると思います。中止はないと見ています。予定通りか延期のいずれか。

ただ、今回の要望は

現在、感染者数が急増するなど予断を許さない状況であり、このままGo Toトラベル事業を行った場合、医療崩壊してしまう地域がでる可能性が危惧されます。

と書かれています。この理由を政府が受け入れることはありません。何故ならば、GoToキャンペーンの目的は

ウィズコロナの時代に新しい旅のスタイルを普及・定着させる大きなチャレンジ

な訳ですから、コロナが広がらない旅の仕方を行うこと前提です。

旅をするとコロナが広がる危険性がある

前提ではありません。ただ、私はどちらかというと正直「延期すべき」と思っています。

何故ならば、GoToキャンペーンの目的が

ウィズコロナの時代に新しい旅のスタイルを普及・定着させる大きなチャレンジ

ということが国民に浸透していませんし、そのために遵守すべき新しい旅のエチケットに関する情報がまだほとんど国民に知れ渡っていないからです。

世の中の雰囲気はコロナ陽性者が増加し、第2波の恐怖があるのではないか、自粛すべきではないかとなってきていますが、データを見ればそうでもありません。

7月現在重篤者が4月の10分の1で死亡者に至っては104人→1人、しかも4月は37.5度以上の熱が4日以上続いた時しか受けられなかったPCR検査が今は誰でも受けられる体制。それによって10倍以上の人が検査。夜のまちの人が受けると3割は陽性無症状。本当に今、東京は4月並に危険なのか?自粛する必要あるのか?

詳細データはこちらでご確認下さい。
↓↓↓
https://toyokeizai.net/sp/visual/tko/covid19/

私自身は安心安全を伴った「新しい旅のスタイル」であれば「旅行で感染はしない」という考えを持っています。

この3ヶ月、様々なコロナ対策をしてきましたし、そもそも対策前も後も旅館やホテルでクラスターは発生していません。

帰省とは違い、現地の人と長時間一緒にいることもなく、衛生管理の行き届いた客室にいる旅行は、都会にいるよりも安心安全です。自分(旅行者)が仮に無症状陽性だったとしても、新しい旅のエチケットをしっかり守れば、地方で感染を広げることはないはずです。

つまり、旅行が地方で感染を広げるリスクがあるからGoToキャンペーンを延期すべき、というのではなく、GoToキャンペーンの目的、感染下でも慎重に行動すれば旅行は大丈夫、ということが国民に周知されていない状況でキャンペーンを始めても誰も旅行しないから、です。

先日赤羽大臣が会見で言われた

1)GoToトラベル事業はウィズコロナの時代に新しい旅のスタイルを普及・定着させる大きなチャレンジ

という目的も、

2)観光事業者は衛生管理、ソーシャルディスタンスの遵守を徹底する

3)旅行者は新しい旅のエチケットを遵守する

といった内容が国民に伝わっていないのにキャンペーンをやっても意味がありません。

つまり、先述の3点を守れば「旅行自粛」ではありません。GoToキャンペーンがあってもなくても同様です。

今日明日で大きな動きがあると思います。三木谷さんの発言がどのように影響するかもわかりません。

朝一にこのブログを配信させていただきますが、明日、明後日、どのようにGoToキャンペーンが運用されることになっているでしょうか。

予定通りでも延期でも、旅行を自粛する必要はない

ということだけは今一度ご承知下さい。その際、新しい旅のスタイルになっているということもお忘れなく。

香住/佐津/柴山 民宿美味し宿かどや
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