佐津海水浴場及び佐津海岸(香住海岸はほぼ全て)はキャンプ禁止区域になっています

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おはようございます。民宿美味し宿かどやのガクです。

海水浴場のお話を続けていますが、キャンプ場のお話もしておきたいと思います。


美しい海岸を守るために

国立公園内でキャンプ、野宿は禁止、について

国立公園に指定されている区域は、自然公園法に基づいて管理されています。その中の「自然公園法」にて、許可された場所以外でのキャンプは禁止されています。

以前、これに関して調べてみたことがありました。「キャンプ禁止」って文言は自然公園法の中にはありませんでした。しかし、第20条第3項にある

3 特別地域(特別保護地区を除く。以下この条において同じ。)内においては、次の各号に掲げる行為は、国立公園にあつては環境大臣の、国定公園にあつては都道府県知事の許可を受けなければ、してはならない。ただし、非常災害のために必要な応急措置として行う行為又は第三号に掲げる行為で森林の整備及び保全を図るために行うものは、この限りでない。
一 工作物を新築し、改築し、又は増築すること。

の「工作物の新築」にどうやらテントが該当するようです。つまり、国立公園内では、キャンプ場と指定されている場所以外でテントを張ることはご法度ということになります。

第21条で

六 火入れ又はたき火をすること

も禁止されています。

香美町としての条例

自然公園法ですと、解釈がわかりにくいのですが、具体的な罰則規定は町の条例で決まっています。

こちらは香美町の公式サイトにて明記されています。

香美町では危険防止や水質の保全、環境衛生等の理由からキャンプ禁止区域を指定しています。禁止区域内においてキャンプを行った場合、2万円以下の罰金または科料処せられることがあります。
また、禁止区域外であっても、現場の状況に応じてキャンプを中止していただく場合があります。その場合はキャンプ監視員の指示に従ってください。キャンプを行う際は、周辺の住民及び観光客の迷惑にならないよう、マナーを守ってお楽しみください。皆様のご理解とご協力をお願いします。

※香美町における「キャンプ」とは、テントその他簡易な宿泊の用に供することができる用具(車も含む)を用いて行う野営をいいます。

香美町公式サイト「キャンプ禁止区域」

具体的に2万円以下の罰金となるようです。ちなみに香住海岸内で、キャンプ場として許可が出ているのは、今子浦キャンプ場のみです。


今子浦キャンプ場のみ許可されている

佐津海岸は厳密にいうと、南無垣海岸、佐津海岸、安来海岸の3つに分割されますが、総称して佐津海岸と呼ばれることもあります。これらの場所すべてが、実質的には海岸沿いの全てがキャンプ禁止になっていますので、ご注意下さい。

環境を守るため、というのもありますが、深夜に熊や猪、鹿が出る場合もありますので、危険性としての意味も含めて禁止されています。ご理解いただけましたら幸いです。

香住/佐津/柴山 民宿美味し宿かどや
Tel:0796-38-0113
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