新しく書いても良かったのですが、なんせ、当ブログ記事ベスト10にも名を連ねている記事ですので。
旅館やホテルでのおねしょで布団を汚してしまった場合、弁償代は発生する?
3年前の記事ですが、アクセスが今でも多いことから知りたい方が多い内容なんだな、と思い加筆修正しました。
旅先でのお子さんのおねしょが心配な親御さん。ぜひご一読いただけましたら幸いです。
旅館やホテルでのおねしょで布団を汚してしまった場合、弁償代は発生する?
おはようございます!民宿美味し宿かどやのガクです!!
3年前、こちらの記事を書かせていただいたのは、ネット上のQ&Aサイトにおいて、おねしょをした時、クリーニング代を支払わなければならいか否かという問いに、多くの回答者が支払わなくて良い、あるいは請求されて激怒している人のクチコミを見かけることが多かったからです。
結論として、3つの可能性があります。クリーニング代を請求する宿、しない宿、保険でカバーしている宿です。
ちなみに当館は保険でカバー(但し、免責料千円のみ頂戴します)しています。
布団のクリーニング代って意外と高い
ご存知の方も多くないかもしれませんが、お布団のクリーニング代って決して安くはありません。
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上記は送料込みで7700円ですが、私の相場観でお布団のクリーニングは掛け&敷き布団セットで1万円、敷布団だけなら5?7千円ぐらいとのイメージがあります。これは地域によって差があると思います。総じて田舎は高いと思います。
さて、1泊1万円以下の宿泊料金の宿が、このクリーニング代を負担できるでしょうか。3年前、ネット上で「オネショは不可抗力だからクリーニング代は支払わなくて良い」という意見の方が相対的に多かったのを見て、正直私は驚きました。
宿の備品の修繕費に宿泊料のほとんどが吹き飛んでしまうのに、宿は請求しちゃいけないって厳しい考え方の人が多いんだな、と衝撃を受けたのです。先に紹介した3年前のブログでも書いていますが、
保険適用されるということは、
お客様に過失があると保険会社が認定しているということです。(宿側の責任、もしくは負担の範囲内であれば、保険適用されませんよね?)
のはずです。実際問題。宿は備品である布団を汚され、クリーニング中は使用できないわけですから、被害者の立場です。困っているのは宿の方です。
実際、私もお客様に請求したことがありました
もう7年前のことです。当時まだ私もオネショのクリーニング代をカバーしてくれる旅館保険があることを知りませんでした。楽天トラベルからご予約いただいたお客様でお子さんがおねしょをされたことがありました。クリーニング代はお客様が支払うものだと考えていた私は、普通に請求させていただきました。すると、そのお客様が後日、怒りのクチコミを「評価1」で入れてこられました。「おねしょしたらクリーニング代を取られた!」と。
5歳の長男がおねしょをしてしまいました。(普段おねしょなんで
絶対しませんし寝る前、夜中とトイレに行きましたが何せ部屋が寒 かったので残念…。)
案内にも特に記載は有りませんが、クリーニング代を請求されました。
布団なんで結構な金額でしたので心配な方は防水シーツやオムツの持参をオススメします!
あれ?布団を汚されたのは宿の方なのにお客様、自分が被害者だと感じられている。私は熟考した上で、クチコミの返信で「お布団のクリーニング代5千円というのは実費のみであり、相場からして決して高くないと思います。布団を使えなくなり困っている宿に低評価をされるってとても悲しいです。」と返信したところ、そのクチコミを削除され、そのお客様から後日謝罪のメールをいただきました。(こちらから削除を要求したわけではありません)
保険で適用できることを多くの人に知ってほしい
ただ、その時痛感したのは、オネショのクリーニング代を請求したらクレーム対象になってしまう可能性があるということ。のちにそれが保険でカバーできるということを知った時、ホッとしました。
オネショに限らず、お子さんが障子を破ってしまった、テーブルや壁に落書きをした、備品を壊してしまったということがあるかもしれません。故意でなければ、それらのほとんどが保険で適用できます。ただし、それは宿がホテル・旅館保険に入っていた場合、あるいはお客様が旅行保険に賠償責任特約をつけていた場合に限ります。
ちなみに当館は既に一般の保険会社さんでお客様がおねしょをした際のクリーニング代も適用される旅館保険に入っていますので今回の楽天さんの保険には入らないと思います。
お客様にご注意いただきたいのは、全ての宿が任意の旅館保険に加入しているわけではないということを知ってほしいということ。また、旅館保険に入っているから必ず保険で全額がおりるわけではないということも。(例えば、たくさんの布団を汚したとか、畳も汚してしまったとか広範囲になると適用されないこともあります)
間違い無いのはお客様自身が賠償責任保険に入り、家族(お子さん)のオネショにも対応できるものかを事前に知っておくことが大切です。
近年、宿泊施設過多により、宿泊価格の安売りが行われています。そんな状況下ですから、旅館保険に入っていない宿はたくさんあります。オネショの際にクリーニング代を請求される宿の方が多いかもしれないことを知っておいていただきたいと思います。
繰り返しますが旅先でのお子さんのおねしょが心配な親御さん。下記ブログ記事をぜひご一読いただけましたら幸いです。
旅館やホテルでのおねしょで布団を汚してしまった場合、弁償代は発生する?
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