本日から始まる軽減税率＆キャッシュレス還元、未来のために受け入れないといけないこととして対応していきます！

いよいよ昨日より消費税が１０％となりました。

と同時に、注目すべき２つの施策。軽減税率とキャッシュレス還元事業が始まりした。

「政府広報オンライン」より

うちのような小さな宿は物販が少ないため、８％のケースは数少ないと思いますが、当面は慎重に確認していきたいと思います。よろしくお願いします。

おはようございます！民宿美味し宿かどやのガクです！！

８％と１０％、お客様からどちらでいただいたらよいかわからない！

キャッシュレス還元、どのカードがOKで、どのカードがダメなの？

正直、わからないことだらけです。当館をご利用いただく方に対しては、できる限り知り得る範囲での対応はさせていただきたいと思いますが、しばらくは混乱が続くと思います。

当館の場合
軽減税率はいずれ対応しなければならないこと
1. 滞仏日記「フランスはなぜ消費税２０％なのか」Posted on 2019/09/27辻仁成　作家　パリ
最初はトラブルありまくりを覚悟しましょう

当館の場合

軽減税率について・・・宿泊料、飲食代等ほとんどが１０％です！海産物（かにすきセット等）を販売した場合に８％になりますが、販売品は基本税込で価格設定します。

キャッシュレス還元について・・・現在、確定で５％還元に間違いなく対応しているのは

VISA、MASTERをはじめとする以下のクレジットカードです。

JCBカードも一部のみ対応可能です

上記以外のJCBカード、AMEXは申請をしていましたが、９月２９日、ギリギリのタイミングでこちらも登録済みの連絡が来ました！！

当館のキャッシュレス還元対応カード

但し、当館は原則電子マネーには対応していません。QR決済（スマホ決済）はLine PayやPaypayには対応予定ですが、こちらはまだ認可が取れていません。

宿泊に関するオンライン決済については公式サイト、楽天トラベルのオンライン決済は対応していません。ヤフートラベルは対応申請中ですが、１０月２日現在でまだ認可は取れていません。

軽減税率はいずれ対応しなければならないこと

正直、事業者側としては面倒くささこの上ない施策です。でも以下のブログ記事を読んでハッと感じたことがあります。

滞仏日記「フランスはなぜ消費税２０％なのか」Posted on 2019/09/27辻仁成　作家　パリ

ケビンが笑った。「日本の政治家は選挙に勝つことを優先する。みんなで目先のことに反対して、その本質の議論があまりされてないからじゃないか？その結果、財源が確保できない。それでいいという考えなんだから、俺たちがどうのこうの言うことじゃない。欧州の人間は最大で２５％も消費税を払って、でも、贅沢品からはたくさん取り立て、生活必需品は低い税率にし、ガンになれば国が払い、社会保障も安定している。割とうまくやってきている。そういうことで国会では毎回軽減税について議題が上がっている。たとえば、おむつの消費税は今１０％なんだけど、これを５％に下げようという議論が続いている。老人も赤ん坊も必要なものだからだよ。贅沢品には高い税金を、たとえば、世界三大珍味のフォアグラ、トリュフ、キャビアのうち、キャビアだけは20％だ。なぜだと思う？」
「フランス産じゃないからか・・・」
「その通り。それがフランスのやり方なんだよ。文化を盛り上げるために演劇鑑賞とかはめっちゃ消費税が低いんだ。それがフランスのやり方」

ーーー以上、長文引用させていただきました。

杓子定規に贅沢品は税率を高く、日用品は安く、と考えるのではなく、どれを高くしてどれを安くするか、真剣に議論していくこと。そうなると、政治家のお仕事も明確に可視化されていきますよね。

そうすると、確かにややこしくなります。今、不満が出ているのは上から決められた税率に従っているから。税率を自分たちで決められるよう議論していく意識を持つべきなんじゃないかと上記のコラムを読んで感じました。