あくまで私の感覚です。子供の頃お盆を過ぎると
「クラゲが出るのは海に入ったら刺されるよ!」
と言われたものです。実際、そうだったと記憶しています。
でも・・・
自分がダイビングを始めて、海に潜って観察してみると、いわゆるアンドンクラゲ(電気クラゲ)が目に見えるほど発生してくるのは9月に入ってからというイメージがあります。
もちろん自然のことですし、例外の年はありますので、「必ず」ではありませんが。
おはようございます!民宿美味し宿かどやのガクです!!
上記の写真は珍しく水面を浮遊していたので撮影しやすかったのですが、アンドンクラゲの多くは、水底近くに固まっていることが多いです。
水温が高くなると一気に増えるとされています。良く海水浴場は7月下旬ぐらいから水温が28度ぐらいに一気に上昇しますが、8月上旬でも水底はまだ冷たかったりします。水面から水底まで、最も水温が高くなるのが8月中旬ぐらい。なので、この頃からクラゲが出だす、というのは物理的には合っています。
でも、私の感覚では昔に比べてクラゲは少なくなっていると感じています。あるいは、温暖化と呼ばれる昨今ですが、発生時期は8月ではなく9月になってきていると感じています。ここからは私の勝手な仮説です。
河川に流す下水など、栄養豊富な物質が海に過剰に流されると、プランクトンが増えてクラゲが増殖する、という定説があります。
今は下水道が完備され、川に汚水を流すことがなくなりました。実は、昔の方がクラゲを増殖させる要因が高かったのではないかと思うんですね。
今年は例年よりも水温の上がりが遅いので大丈夫!という考え方もありますが、こればかりはわかりません。
とまあ、ここまでウンチクを語りましたが、ひょっとしたら「ダイバー」という水中観察者が日本海側で増えてきたのがここ10年?20年なので、実は8月よりも9月の方がクラゲの発生量が多かった、というのが観察の結果わかっただけかもしれません。昔は9月に海に入る人はあまりいませんでしたから。
正確には8月お盆過ぎあたりから発生し出して、多くなるのが9月、というのが正しい見方なのかもしれません。
先に述べたようにその発生数量自体は昔に比べて少なくなっているのかもしれませんし。ダイバーに人気のエチゼンクラゲも最近はあまり見かけなくなりました。
10年前にエチゼンクラゲが佐津海水浴場に出た時のブログ
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最近はホント、発生数が激減しました。
あ、万一エチゼンクラゲが出ても、アンドンクラゲのような毒性は少ないのでご安心下さい。何よりも目立ちますので、避けることが容易です。遠くから観察しましょう。
話を元に戻しますが、プランクトン、しいてはクラゲの大量発生を招いているのは人間の生活だと私は感じています。生活排水やゴミの処理が環境に優しくなればなるほど、クラゲの被害もそんなに多くならないのではないか、なんて私は考えています。
どこでも環境を強く意識するようになり、最近は良い方向に向かっているということではないでしょうか。
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