なぜ、旅館の大浴場のシャワーやカランはセルフストップボタンが付いているタイプが多いのか

思うこと

ツイッターでこんな書き込みを見かけました。

最近の自宅のトイレが自動洗浄タイプため、手動洗浄タイプのトイレで流さないままにしてしまう方が増えている

のだとか。


当館はウォシュレット付ではありますが
全て手動洗浄タイプです

流し忘れのないようご注意ください。

 

おはようございます!民宿美味し宿かどやのガクです!

ちなみに、温浴施設や旅館に行った際、シャワーやカランで不便だなーと思うこと、ありませんか?


カランもシャワーもボタン式

押すと10秒ほどだけお湯が出て、自然と止まる、と言うやつです。私もこれが登場した時、不便だなーこんなの、とどこだったかの温浴場で感じた記憶があります。

でも、このタイプになっているのには理由があります。先ほどのトイレと同じ理由です。

止め忘れ

が頻繁に起こっているからです。

実際、当館では貸切露天風呂のカランとシャワーがこのストップボタン式ではありません。


貸切風呂は出っぱなしになる

信じられないことかもしれませんが、実際貸切風呂を片付けに入った際、カランが出っぱなしのままになっていたことがありました。

また、最近の温浴施設ではほとんどがボタン式になっていますが、以前古い旅館の大浴場に入った時、先に入られた方が蛇口を閉めずに出て行ったのでしょう。出っぱなしになっているのを見かけたことがあります。

これ、良くないことですが、様々な設備の自動化が進み、うっかり止め忘れは増えて行ってしまっているように思います。

今や国内の施設で新規に設置されるシャワーやカランのほとんどがボタン式になっていると思います。不便だなぁーと思った時にはそうなった経緯がある。進化が不便を生んでいるケースもあるんですね。

なぜ、旅館の大浴場のシャワーやカランはセルフストップボタンが付いているタイプが多いのか。

こういった経緯があることを察していただけたら幸いです。

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