今年もありがとうございました！来年は3月末まで松葉ガニプランの予定ですが・・・

おはようございます。民宿美味し宿かどやのガクです。

いよいよ本日は大晦日です。

今年もたくさんの皆様にお越しいただきました。ありがとうございました。

来年もよろしくお願いします。

2018年もありがとうございました！

先日28日で今年最後のカニ競りが終了しました。新聞でも掲載されていたのですが、こちらの記事について少しお話しておきたいと思います。

その記事というのがこちら。

１１、１２月は比較的好天に恵まれ、安定した漁獲が続いたこともあり、値段は例年に比べて安めだったという。

一方、ズワイガニの資源量が来年以降、減少傾向になることが予測され、国が定めた各府県の今期の漁獲枠は昨季から１割強減らされている。２７日には、鳥取県内の水揚げ量が、既に漁獲枠の９０％を超え、来年の漁が心配される－というニュースも報じられた。

兵庫県内では漁獲量を自主的に制限するなどし、水揚げ漁は、まだ漁獲枠９９９トンの８０％強にとどめている。しかしこの日の競りでも「鳥取側から兵庫県に買いにきた場合、相場がどうなるのか」などと、不安を口にする仲買人もいた。（小日向務）

引用が長くなり申し訳ありません。

１月～3月。海況いかんを問わず、カニが高騰しそうです。元々1，2月は小型船はほとんど出られません。これまでも大型船の水揚げ中心で、総量は大したことはないと思います。問題は3月ですね。3月には制限枠に到達してしまいカニが手に入らなくなるかもしれないという可能性もあります。

まだ、1月上旬に開催される組合の会議で方向性が出されると思いますが、私の予想では

・お正月明けからカニが高騰

・3月度、カニの確保が難しくなる

の2点は今から懸念材料として持っておかなければならないと考えています。

取り急ぎ今確定事項として

・1，2月は勿論のこと、3月の日帰り昼食は行わない。

・3月度、特選コースの販売は休止。（実際3月に入って入手のめどが立てば再開します。現在既にご予約頂いているお客様はとりあえずはお受けしていますが、3月に入手できないことが確定次第連絡を入れさせて頂きます）

・1月の会議の結果次第では3月度は茹でガニ付プランも休止の可能性あり。（いい旅”フル”、いい旅”B”等）

以上のように考えています。ここまで資源管理が厳しくなってきているということは、本当に松葉ガニという水産資源が大幅に減少してきているのでしょう。

3年後には今の水揚げ量が半分になると予測されています。私自身、そうなる前提で考えています。ご理解いただきますようお願いします。なお、朝食にお付けしているセコガニ飯用のセコガニは3月末まで分を冷凍で確保してありますので今シーズン中はお楽しみいただけます。

今年も1年、ありがとうございました。来年、状況によっては1-3月が変則的になるかもしれませんが、引き続きよろしくお願いします。

何か特別な対応をしなければならない時、まずは当ブログにてお知らせいたします。カニがあってもなくても、かどやはかどやらしい宿として皆様をお迎えします。来年もよろしくお願いします。

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