紅ズワイガニ(香住ガニ)はなぜ茹でる前から赤いのか?

グルメ食材

雨続きですが海は穏やか。

イカと違い、カニは海が穏やかならば水揚げされます。

というわけで、小休止していたインスタグラムも再開します!!

食欲の秋を切り取ります。

よろしくお願いします。

おはようございます!民宿美味し宿かどやのガクです!!

さて、上記の写真は鍋用に盛り付けられた生の香住ガニ(紅ズワイガニ)です。

インスタですので若干加工していますf^^;

ノーマルな色だと以下のような感じ。


それでもやっぱり赤いですよね

よく、

カニは茹でると紅くなる

と言いますよね。

実際、松葉ガニでも上海ガニでも、生の状態では赤いとは言えません。


松葉ガニは生の時点では「赤」とは言えない

エビもそうですよね。

茹でると赤くなりますが、生の状態、生きた状態だと決して「赤」とは言えません。

多くの方が

甲殻類は茹でると紅くなる

というセオリーをお持ちではないでしょうか。


茹でた紅ズワイガニ。
生と色はほとんど変わらない

そもそも甲殻類が茹でると赤くなるのは何故でしょうか。

理由は蟹の殻の中にある「アスタキサンチン」という色素のためです。

この色素、生の時点での色はタンパク質と結びついて緑、又は青黒いのですが、加熱で酸化すると赤くなります。

では、紅ズワイガニはなぜ最初から赤いのでしょうか?

そもそも、甲殻類が赤ではなく青、緑、茶褐色なのは外敵から身を守るため、目立たないようにするためと言われています。

紅ズワイガニは1000m前後の深海にすむカニ。この深度まで行くと赤色が認識されないから色を変質させる必要がないと言われています。

魚もそうですね。深海系の魚、金目鯛やのどぐろ(アカムツ)は真っ赤です。


のどぐろも派手な赤色ですよね

最初から赤いというのは特徴的なことです。「なぜ赤いのか」を調べてみるのも面白いですね。

 

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