海の穏やかな季節になると、港湾工事もしやすくなるんですね。
柴山港にとって数年に1回の名物となりつつあります。
日本最大級のクレーン船が登場しました!!
とにかく、大きさがハンパないです!!
おはようございます!民宿美味し宿かどやのガクです!!
さて、このクレーン船は柴山港を出たところ直ぐにあるケーソンを設置するためのものです。
国土交通省近畿地方整備局の
Webサイトより写真を拝借
このケーソン。今子浦にある景勝地「大引の鼻展望台」から見ることができます。
私がこちらに帰ってきた1998年には既に4基ほど設置されていました。
当時はこのすぐ近くの「柴山大島」というポイントでボートダイビングをしていたのでよく覚えています。
今、調べてみると最初に設置したのは1994年ですね。
最終的には15基(当初は21基だった)設置されるとのこと。今回が9基めで、2030年に完了予定だそうです。
柴山港は湾内が奥まったところにある天然の良港。避難港としても指定されています。
境港から舞鶴港の間で海上が荒れた際、航行船舶が安全に避難できる水域を確保するために設置が計画されたそうです。
ただ、、、
近年、気象予想の精度が上がり、海上が荒れることが予想されるような時には航行に出ない、航行中に避難するようなケースは少なくなってきていると聞きます。
計画当時と今とで様々な技術が進化しています。このまま15基まで設置すべきかどうかは私は個人的に「?」です。むしろ、10基で止めておいて、このケーソンの上に風力発電とかが設置できないかなぁ~なんて妄想をしたりしています(笑)。
ちなみに「津波対策として」という意見を聞くことがありますが、最初の1基目が設置されたのは1994年。阪神大震災よりも前です。東日本大震災を受けてもっともらしい理由に感じますが、計画の時点では「津波対策」という発想は全くなかったものと思われます。
佐津海水浴場の川尻の異変(砂が逆流する)。岩場だった佐古谷湾が砂地になってしまっていること。これらはこのケーソンが原因ではないかと個人的には感じています。(それを証明する方法がありません)
決定してしまったことを覆すのはとても難しいことですので、このままこの事業は進んでいくことと思います。
いずれにせよ、この作業自体はとても迫力があります。
作業の詳細はこちらで紹介されています。
数千トンのコンクリートを重ねて作って行く作業。
最大級のクレーン船の作業は見ていて迫力があります。
本日28日が沖まで運ぶ作業のようです。
柴山港を通り過ぎる時にはぜひ注目してみて下さい。
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