宿泊代に対して領収書が必要な場合、ご注意いただきたいこと（クレジットカード支払いの場合）

週末、暑い日が続きましたね～

６月の衣替えを前に半袖で活動中です(笑)。

腕が見えてませんが半袖ポロシャツです！

おはようございます！民宿美味し宿かどやのガクです！！

５，６月はいわゆる閑散期です。

当館に限らず、お一人様素泊まり。

ビジネスユースで民宿や旅館をご利用いただくケースが増える時期でもあります。

お一人様素泊まりも今の時期ならばOK

ビジネスでご宿泊の場合、領収書は必須。

カニシーズンの繁忙期でも、社員旅行の場合は領収書が必要だったりします。

当館でもお客様から領収書を希望される場合って多いです。

クレジットカード払いの場合でも領収書はいただけますか？

という質問がありましたので、回答します。

いえ、厳密にはオンライン決済でお越しいただいたお客様が、

飲料込の領収書が欲しい

と言われたのです。

実はこれ、当館では飲料分のみしか領収書を発行できないのです。

ケースバイケースなので、詳しく説明しますね。

現地決済の場合
オンライン決済（宿泊予約サイト）の場合
領収書の必要な支払いについて

現地決済の場合

まず、現在クレジットカードでの支払いは２通りあります。

インターネット予約の際、事前にカード決済をしてしまうオンラインカード決済と、現地でチェックアウト時にカード払いをする現地カード決済です。

現地でのカード決済の場合、原則カードご利用控えが領収書となります。

但し、当館では希望があれば手書きの領収書を書かせて頂いております。

手書きの領収書

領収書をお渡しする場合、ちょっとややこしいのが収入印紙の扱いです。

５万円以上の場合は２００円の収入印紙が必要となります。

５万円が税込か税別かという話もありますが、税別です。

つまり、税込５万円の場合は収入印紙は不要。但し、注意しなければならないのは税別で５万円以下であることを表記しなければなりません。

下の内訳の部分に「税抜金額」と「消費税額等」を記載し、税抜金額が５万円未満であることを証明しなければなりません。これ、手書きの際は注意が必要ですね。

そしてここからが重要な話。

クレジットカードで支払われた場合、収入印紙が不要になります。その為、領収書に「クレジットカードで支払った」ということを明記しなければならなくなります。

ややこしいことを書きましたが、まとめますと

現地支払いの場合は、現金でもクレジットカードでも領収書の発行は可能。但し、クレジットカードで支払った場合は、（特に５万円以上の場合）カード払いだった旨を明記しなければなりません。

領収書にそのことが書いてあっても良いかどうかは宿側の問題ではなく、領収書を提出される会社側がどう判断されるかの問題です。（多くの企業では特に問題はないと思いますが、念のために自分の会社はどうなのかは確認されるのをお勧めします。私が２０代のころ務めていた会社はカードだと個人の得られるポイントが不労所得にあたるということで禁止されていました。私の奥さんの勤めていた会社も禁止だったそうです）

宿側は特に５万円を超える場合、収入印紙を貼らない理由にもなりますので、カード払いであることの明記は必須となります。