先日、柴山港の松栄丸さんの松葉ガニのタグ。
柴山港で水揚げされた柴山ガニにつく
ピンクのタグです♪
ふと、裏返してみたら・・・
なんと、QRコードが！！
写メしてみると・・・
松栄丸さんの
公式サイトに飛びました！
ブログも更新されていていい感じです。船主さんですが、このサイトを利用して、直接販売もされるようですよ♪
おはようございます！民宿美味し宿かどやのガクです。
香住・柴山の船で公式サイトをお持ちなのは松栄丸さんだけかと思います。
柴山には現在松葉ガニ漁を行う底引き網漁船は大型船１０隻、小型船１隻があります。
松栄丸さんはそのうちの１隻。
各漁船が水揚げしたカニを船毎に選別、競りにかけます。
実は、柴山港の細かい選別、その名称も各漁船で判断して付けます。
中にはユニークな名称もありますので紹介いたしますね。
まず、大きさ分類で「番」「出」「沖」「箱」というのが最初につきます。
その後の名称に注目です。
沖ボタ・沖スス
「沖」は大きさで「番」「出」に次いで３番目。ちなみに「小」とか「大」とかあるのはそれぞれのランクに大中小と更に３ランクに分けているためです。
番ガニ大・中・小、出ガニ大・中・小、沖ガニ大・中・小、箱ガニ大・中・小と、大きさだけで１２ランクあります。昔はもっと細かかったのですが、最近この分類に落ち着いているようです。（また変わるかもしれません）
ではその後ろに書いてある「ボタ」とか「スス」は？？
「ボタ」というのは身がちょっと柔らかめ。「スス」というのはやや黒ずんでいるという意味です。
松葉がには固いほど良いとされています。なので、「ボタ」という名称がつくとやや価格が下がります。見た目も重視されますので「スス」は色によるランク分けということになります。以前は私もこの「スス」ランクは見た目が悪いから安くなる、と思っていたのですが、このランクの方がさばくと身入りもよく美味しいということで、評価が上がってきているようです。
ブラ・指落ち
「ブラ」というのは、親指が貧弱なモノ。「指落ち」というのは文字通り指がとれてしまっているものです。
「ブラ」は親指的には残念なカニですが、総じて甲羅の中のミソの量が多いです。カニみそ好きな方にはお勧めなランクになります。
「指落ち」はその落ちた本数によって１本落ちとか２本落ちとか言います。但し、親指がない場合は１本で２本落ちとなります。それだけ”親指の価値”は重視されているわけですね。
箱大の短足
ユニークなのがこの「短足」という名称。足がやや短め、ということです。脱皮の仕方によってこの短いパターンのカニもあるようです。
他にも色々珍しい名前がありますが、また機会があればご紹介させて頂きますね。
ランクごとに用意されたたくさんの札
このたくさんの札が選別日本一を表していますね（＾_＾）。
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セコガニ分解中♪
外子を外して脚も外し・・・
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