「ミーティング・ファシリテーション入門」出版記念ワークショップに参加して来ました!!

お勉強

おはようございます!
民宿美味し宿かどやのGakuです。


昨日は大阪日帰り強行軍で


「ミーティング・ファシリテーション入門」出版記念ワークショップ


に参加して来ました!!


「ミーティング・ファシリテーション入門」という本に関しては、
以前私が去年読んだ本の中で最も感銘をうけた本として当ブログでも紹介させて頂きました。


今年一番心に残った本;『ミーティング・ファシリテーション入門 市民の会議術』



購入可能な書店はこちら


前回のブログでは絶賛するだけで、内容についてはほとんど紹介していませんでした。
今回の記念ワークショップに参加して、改めて感じたこの本の凄さを少しだけ紹介させていただきますね。


私が最も感銘をうけたのは
第4章「実践レポート」の8番め、


行政主催の「市民参加の会議」はどうあるべきか?


という項目です。


まず、行政主催の市民参加の会議でありがちなケースの紹介。


「市民参加で話し合うが、結論は決まっているケース」


「結論ありき」での会議ですね。


続いて


「8割近くが担当者の説明、1割が質疑応答、実質的な意見交換が1割しかないケース」


長い説明ばかりの会議ですね。
いや~「うちの町の会議を見たんですか?」と思わず
言ってしまいそうな意見です。


ってことはどこでもこのケースが起こっているということなんですね。


但し、このケースは行政にかぎらずあらゆる団体系の会議でよく見られるケースと思われます。


最後に


「参加者が集まらないので動員するケース」


このケースは「結論ありきのケース」や「説明が長い会議」をどうせまたやっているのだろう、ということで、会議に参加する側も期待が持てないからという理由が大きいそうです。


これらを打破するための段階を8ランクに分けた「8つのはしご」という理論が紹介されています。


(1)操り参画
(2)お飾り参画
(3)形式的参画
(4)与えられた役割を認識した上での市民参画
(5)情報を与えられ、意見を求められる参画(でも決定権はない)
(6)意思決定に市民が参画
(7)市民主導の活動
(8)市民主導の活動にうまく行政が連携する


それぞれのランクのうち今の立位置を把握、どこを目指すかを認識することで、
「儀式としての会議」を「実質的な会議」へとしていきます。


では、どうすればいいかを今日のワークショップ内の
グループ討論の中で話し合ったりしました。


もう、眼から鱗がボロボロ・・・


今回、18名の参加で小グループに分かれて話し合いをする時間をたくさん持ってもらえました。


ワークショップにすること自体が既に当事者意識、皆で積極的に考えている場がありました。


この本の事例やワークショップ。
ものすごい説得力があります。


青木先生を招いて、ぜひ但馬でもワークショップ開催を企画したいと思いました。



青木先生も香住のイカやカニを食べたいそうです。笑


他にも実際に会議を進めるためのコツ、ファシリテーション技術などを色々と学びました。


早速活用して行きたいと思います。


青木将幸先生と記念写真


会議を円滑に進めるためのファシリテーション技術。


多くの人に興味を持って貰いたいです。

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