おはようございます!
民宿美味し宿かどやのGakuです。
最近気付いた当たり前のことがあります。
お客様に「かどやさんは香住のどの辺にありますか?」と聞かれた際、
「佐津地区になります」と答えています。
先日、「住所も佐津ですか?」と聞かれ
「いえ、佐津ではなく『香住区訓谷』という地名になります」
と答えたのですが、よーくよく考えると
お客様目線で見れば佐津地区、佐津という住所を探してしまいますよね。
元々この周辺は口佐津村という名称だったのですが、
昭和の大合併で香住町に吸収され、その際に住所から『佐津』という名称が消えました。
勿論、『佐津』という地名は学校や駅の名称として残っています。
かどやのすぐ隣。佐津小学校
せっかくなので、『佐津』という地名の由来について調べてみました。
『佐』とは「助ける」という意味。
有名なところでは
「佐幕派」・・・幕府を助ける派
「佐藤」・・・藤原氏を助ける(サポートする)姓
といったところで使われていますね。
『津』とは「港をひかえて、人の多く集まる所。一般に、人の多く集まる地域」のこと。
つまり、港の栄えている地域をサポートしている地域、という意味ですね。
柴山港と竹野港という北前船で栄えた集落の
ちょうど真ん中にある地域なのでそんな名前になったのかな、なんて想像しています。
当館にお越しの際のランドマークは
まずはJR佐津駅を目指し、その近くにある佐津小学校の隣、になります。
旧香住町は海沿いに長い町。佐津駅は5つある駅の一番東の駅です。