土日に出かけられるのが6月閑散期のメリット?!
昨日は香美町で開催されたインタープリテーション講座を再履修してきました。
おはようございます!民宿美味し宿かどやのガクです。
インタープリテーションって何?
インタープリテーションとは、環境学習の場において使われる言葉で、「自然の通訳者・翻訳者」とも言われます。自然についての知識だけを解説するのではなく、その裏側にある「自然が発しているメッセージ」を伝える行為のこと。インタープリテーションを実践する人のことをインタープリターと呼びます。
何で宿屋の親父がインタープリテーションを学ぶの?
今回はインタープリターを養成する講座。私は2011年の6月と2013年10月に受講していたので久しぶりの再履修になります。
私はダイビングショップも営んでいます。ダイビングガイドをしていた時にこのインタープリテーションという概念に出会いました。
ダイビング業界でも当時一部で問題になっていたのが「レアなお魚を見せるのがプロガイド」的なある意味動物館や水族館の案内ガイドだったのです。
確かにその地域でしか見られない珍しい生物が見られることは価値なのですが・・・
インタープリテーションは「教える」技能ではなく、参加者の興味を刺激し、啓発する技能です。自分の持っている地域の情報、知識を押しつけるのではなく、参加者が能動的に興味を持ち、自然環境のことも地域のことも深いところで能動的に腹に落とし込んで行きます。
インタープリテーションにとって、看板に書いてある情報だけをただ棒読みするだけのガイドからワンステップ上のガイド能力を身に付けることができます。
スクールインタープリターとは?
今回再履修したのはスクールインタープリター。小学校での自然体験学習、自然学校、親子で訪れる観光客向けにインタープリテーションを取り入れた取り組みを行う人を養成する講座です。
スクールインタープリター詳細は以下より。
私が自然を大切にするために伝えたいこと
インタープリターとして必要なこと。
伝えたい環境保全の信念を持つ。自然から学ぶ(自然が先生)。聞き上手、どうしてそう思ったの?になる。「ほめる」すごいね!で、意欲や自己肯定感を育てる。子供を伸ばし、自信をつける。
そのために自分が伝えたいことを明確にします。
その内容に対してプログラムに沿ったフリップカードを作成。
これらを使って実際にプログラムを開催します。
※この部分の写真はさすがにありません・・・
実践ワークも終了し、最後の座学を行い、無事修了証書をいただきました。
修了証書いただきました!!(≧∀≦) #スクールインタープリター pic.twitter.com/DxJrMy5791
? ガク@民宿かどや (@kasumi_kadoya) 2017年6月24日
久しぶりに受講したインタープリテーション講座。忘れていたことが多々でした。自分が話すのではなく、参加者の声を引き出す極意。復習できました。
ガイドを行う際は説明しすぎない、しゃべりすぎない、自分のしゃべりたいことばかりを優先しないよう留意し、しっかりと参加者の興味を引き出せるようになりたいと思います。
宿のお仕事にも活かします!!
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税別480円でなかなかのボリュームでした♪
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