気づいてました?海に向かって上り坂なんです~「砂洲」「浜堤」って言います

まちの話

昨日は快晴なだけでなく、日中がとにかく暖かかったです♪


電線の影もくっきり

あ、かどやの看板前で快晴の中記念撮影される方、この電線の影にご注意くださいね♪

 

おはようございます。民宿美味し宿かどやのガクです。

今日はちょっとしたうんちくをば。

かどやを出て右少し行ったところ。

ここをまた右に曲がって小学校沿いを進めば海(佐津浜)に出ます。


この直線道路のことです

ここを数分進めば佐津浜(ビーチ)です。


ドン着きまで行くと佐津浜に出ます

海へ向かってゆるやかな上り坂になっている不思議

この道、よーくみていただくと実は海に向かって上っているんです。


直線真ん中あたりまで来たところ
上っているのがわかりますか?


海に向かっているのにどうして上りなのーーー

これ、言われないと気付かないですよね。

実は、浜辺のある集落ではよくあることなんです。

砂洲(さす)・浜堤(ひんてい)・扇状地

兵庫県の日本海側はリアス海岸です。入り組んだ地形、急な谷が数多くあり、その間に集落が出来ています。

谷と谷の間には川が流れます。その川から運ばれてきた土砂のたまっている場所のことを”扇状地”と言います。大昔、この扇状地から人が住み始めました。

また、海からも沢山の土砂が海流や波、風で運ばれてきます。溜まってきた場所のことを砂洲(さす)といい、堤防のように高くなることを浜堤(ひんてい)と言います。

つまり、佐津集落は、谷と谷の間に集まった土砂の上にあり、天然の堤防を作り上げたため、海に向かって上って高くなっているのです。

詳しくは


香美がたり訓谷編の・・・


「訓谷の大地の歴史」をご参照下さい

まちあるきガイドブック「香美がたり」は当館でも1部200円にて販売していますので、興味のある方はフロントにてお問い合わせください。


この冊子を持って歩くと楽しいですよ♪

海に向かって高くなっていく地域。意識してみると意外と各地にあります。佐津だけが特別というわけではありません。

海沿いのまちを歩く時は意識してみて下さいね。

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TODAY’S PHOTO
ある日の昼食「カニホタルとアカガレイ」


カニの茹で汁で茹でたホタルイカと
今が旬の大きなアカガレイの煮付けです♪

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