おはようございます!民宿美味し宿かどやのガクです。
実は先週木曜日、宿をお休みさせて頂いていました。その日、私は鳥取空港から1泊で東京に行っていました。お昼の所要を済ませ、夜は関東に住んでいた20代の頃よく遊んでいた仲間と再会。
その時聞いた話でビックリしたことがありました。
セコガニ1ぱい5千円!!
その時来ていた友人が先月(12月)にある小料理屋さんで香箱ガニの甲羅盛を一つ頼んだそうです。香箱ガニとは、北陸地方でいうところのズワイガニの雌ガニ、越前ガニのメスガニです。そう。こちらでいうところのセコガニです。
すると、時価で5千円近くしたそうです!!(日によって4千円~5千円だとか)
いや、これ、かどやが先付でお出ししているお料理ですよ!!
メインじゃない。
それが東京ではそんなにしていたなんて・・・
友人曰く
「これ、カニを剥くのに手が汚れなくていいよね」
って。
いや、確かにそうなんですけどね。
東京人にとっては、価格よりもそういった価値感覚なんですね。
確かに姿のゆでセコガニいきなり出されても
困りますよね・・・
色々と東京の物価の高さにはいつも驚きますが、今回のセコガニの値段を聞いてビックリしました。
考えてみると適正価格なのかもしれない
元々セコガニはトロ箱で競りにかけられます。
昔は1箱1万円、1ぱい100円ぐらいで考えていましたが、今や私らでも指落ちでないセコガニは1ぱい500円以下では買えなくなってきました。
去年の12月、「競り値で1ぱい2千円のセコガニが出た!」との話も聞きました。1箱ではありません。1ぱいが2千円です。
料亭や小料理屋で出される指ぞろいで形のちゃんとしたセコガニは12月の最も高い時だと地元でも1ぱい800円~1000円になっていると思います。ということは、築地に出た時には2千円ぐらいになっているかも。
となるとそこから小売店を介して料亭、小料理屋に入って販売価格となると5千円ぐらいになっても不思議ではないんですよね。
何よりも、甲羅盛は料理人さんの手間暇もかかっていますし。
そういえば、私今シーズンはセコガニ一度しか食べていません・・。
好きなんですけどね。段々と昔のように手軽に気軽に食べられるカニではなくなって来ていることを実感しています。
カニがどんどん高級化し、セコガニまで高価になるのはつらいところですが、セコガニはメス。松葉ガニ全体の需要に大きくかかわります。高くなっても漁獲をしっかり管理して大切にしていきたいカニの一つです。
当館も甲羅盛、いつまで今のようにお付けできるかなぁ・・・
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ご存知ですか?香住ガニ(ベニズワイガニ)のメス
は100%漁獲禁止です!!
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香住/佐津/柴山 民宿美味し宿かどや
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