このブログは3年前の記事を2020年1月26日にリライトしています。
リライトした理由は楽天トラベルより登録宿泊施設向けの「楽天トラベルお宿の保険」が、2020年2月18日(火)に販売開始なるという情報を得たからです。
お客様の無断キャンセル、従業員のSNSへの不適切な書き込み等にも対応している今流の保険ですが、私がこの保険をみた時に最初に感じたのは
お客様のお子さんのオネショに対するクリーニング代は対応してくれているのかなぁ
ということでした。
というわけで、3年前に書いたオネショの記事を今の実情に合わせて書き直します。
おはようございます!民宿美味し宿かどやのガクです。
昨日のブログでは、宿で子供がおねしょをしてしまった場合の対処方法についてお話ししました。おねしょをした時、まずは敷布団以外にもオシッコがつかないように注意しましょう。
でも実は多くの方が一番気になるのは「おねしょをしてしまった時にお布団の弁償代、もしくはクリーニング代は発生するのか、した場合いくらぐらいなのか」ということではないでしょうか。
これ、ネットで検索すると色々出てきます。
このやりとり、私にとっては意外な結果でビックリしました。(2016年時点での検索結果です)
おねしょでクリーニング代を支払わなくて良いか否か?
実はこれ読んで私、ビックリしました!
全てではありませんが概ね「おねしょをしてしまってもクリーニング代は支払わなくて良い」と書かれているのです。
普通は取らないでしょう。
いつも書いている事ですが故意もしくは重大な過失が無い限りは通常多少の汚しなどでは。
お金は取られませんが、正直に謝ったほうが良いでしょう。
予防してない時におねしょをしてしまったのですが追加料金をとられたことはありませんでした。大きいホテルの方が追加料金を取られたりしないのかもしれませんね。
検索の上位3記事がお金は発生しなくて当たり前でした。
4記事めがようやく・・・
旅館で子供がおねしょをした場合、どういう対応が一般的なのでしょうか。
先日、親孝行にとちょっと奮発して母娘で高級旅館に宿泊し、清算して帰ろうとしていたときのこと、隣で清算をしていた男性と支配人がもめているのが聞こえてきました。
こどもがおねしょをして、シーツと布団を汚してしまったらしく、そのクリーニング代を清算時に請求され、男性が激怒していたようです。
(以下略)
詳細は以下
http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2012/0903/537077.htm
こちらのスレッドではそのほとんどが「支払うべき」「支払って当たり前」でした。
お客様も宿側も対応は多種多様、判断も多種多様ですね。正直ヤフー知恵袋を見るとかえって混乱します。なので、実際のところどうなのかをまとめますね。
弁償代、もしくはクリーニング代は発生する?
弁償代、クリーニング代は発生するものなのでしょうか?
結論から言うと、現状は宿によって異なります。
(1)不要
(2)保険適用させるための免責料のみ負担(千円?)←当館はこちら
(3)クリーニング代を負担(5千円?)
※但し、掛け布団と敷布団、畳等濡れている範囲が広い場合は更に多くなる場合あり
のいずれかです。
お客様が故意ではなく宿の備品を壊したり汚したりした場合、保険で対応できます。おねしょによる布団の汚れは保険適応できます(当館の入っている保険はOKです)。
但し、すべての宿がこの保険に入っているとは限りません。私自身、この保険の存在を知ったのは最近です。それまで加入していませんでした。
で、ここで重要なことは、
保険適用されるということは、
お客様に過失があると保険会社が認定している
ということです。(宿側の責任、もしくは負担の範囲内であれば、保険適用されませんよね?)
なので、先に挙げた「発生しない」と言い切っている皆さんの意見を正しく言えば
弁償費用は発生するけど、宿側が請求しなかっただけ
です。
つまり、弁償費用、クリーニング代は請求される可能性はある、ということです。
ただ、「保険で対応してもらえる」可能性も同じぐらいあります。
また、個人的に宿屋の立場で思うのは、1泊1万円以下の宿で、クリーニング代5千円以上負担することになると、実質利益はないどころか人件費を考えると赤字です。請求しないと商売が成り立たないでしょう。クリーニング代を支払ってあげて欲しいです。
保険に入っているといっても・・・
「宿側が保険に入っているなら大丈夫ですよね?」
と思いそうですが、ここで注意。ハードルが3つあるんです。
まず、今回宿泊する宿が、保険に入っているか否か。
全ての宿が食中毒以外に対応してくれる保険に入っているとは限りません。
続いて、入っていたとしても「おねしょ」に適用される保険かどうか。
宿の入る旅館保険にはオプション対応のものもあり、実は当館の加入している旅館保険において「おねしょ」賠償はオプションでしたので、後に付け加えました。
更には入っている保険が「おねしょ」に適用されるということを宿泊施設が知っているかどうか。
最後3つめはちょっと笑っちゃう話ですが、意外と保険で対応できることを宿のオーナー自体が知らないということもあるのです。
お宿さんにこそっと、保険には入っておられませんか?と聞いてみるのも良いでしょう。旅行会社からの送客の多い宿ですと、例えば、JTBの旅館保険に入っていてそれで対応出来る、なんて話を聞いたこともあります。
当館ではオネショのクリーニング代を保証してくれる旅館保険に入っています。(但し、免責料要)
大きな宿ほど大丈夫なケースが多いのは、この保険に入っているからであると思われます。
旅行者自身が保険に入る方法もあります!!
海外でも国内でも旅行の際には旅行保険(いわゆる掛け捨ての傷害保険)には入られる方もいらっしゃることと思います。こちらで大人だけでなくお子さんも含めた家族全員で入ることのできる保険もあります。こちらに賠償責任特約をつければ、旅館やホテルでの備品を破損させたり汚してしまった場合の対応をしてもらえます。また、園児・小学生用の賠償責任特約のついた総合保険もあります。
保険会社によって適用が違う場合がありますので、「おねしょ」にも適用されるかどうかの確認が必要ですが、こういった保険をお客様自身が入っておくというのも万一のトラブルに対応できて良いかと思います。
いずれにせよ、それも旅のリスクであり、思い出でもあります。こういったこともあるということを知っておくだけでも心の準備ができて良いですよね。
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