おはようございます!
美味し宿かどやのGakuです。
今日は昨日の続きで現在のホームページに至った経緯をお話をしたいと思います。
現在の民宿美味し宿かどやの公式サイト
この2年半の間で、どんなホームページが良いのか、色々と勉強することができました。
とは言っても、なかなか独学でホームページ制作を勉強するのは難しいです。
お客様に思いの伝わるホームページとただきれいなだけのホームページってあります。
実は「ただきれいなだけのホームページ」が圧倒的に多いです。
なぜか?
ホームページ制作に依頼者の思いが詰まっていないからです。
宿の場合、パンフレット等にもそれが表れます。
業者任せで作ってもらったものか、依頼者(宿の場合、宿の代表者)の思いがそこに出ているか。
一目で見てわかっちゃいますよね。
「ああ、このサイト、カッコいいけど業者任せで作ったんだろうなー」
って思われるようなサイトは作りたくないです。
デザインはお任せしても、思いをデザインするのは本人であるべきですよね。
このことを理解できるようになったきっかけは楽天トラベルの勉強会に出席するようになったおかげです。
初めて勉強会に出たのは2009年の夏でした。
お客様に思いの伝わるホームページをどうやって作ればよいのかを教えてもらうことができました。
楽天ではセールスポイント(うり)の事を「とんがり」と表現します。
「どんがり」は「個性」でもあります。
それをどう伝えるか。ただ羅列しただけじゃダメなんですね。
いわゆるネットエージェント(楽天トラベル、じゃらんnet、るるぶトラベル等)の中でも楽天トラベルは異質です。
ページを自分で作れてしまうのです。
一般的にネットエージェントはポータルサイト、比較サイトであり、検索で自分の求めている設備や予算で振り分けて選びます。
その宿の個性を見ようと思ったらクチコミを見るぐらいしかありません。
私自身、宿選びをする際、ネットエージェント系のところで見ても結局データ以外の部分が良く分からない、というのが率直な感想で、自社公式サイトをみないとちゃんと選べないと思っていました。
そんな中、楽天トラベルのサイトは当館に限らず8ページという制約の中で多くの施設が個性を出しながらコンパクトにその宿の情報を紹介しています。
公式サイトは情報量が多すぎて良く分からない、じゃらんnet等だと個性が見えてこない。
楽天トラベルのサイトだと個性をわかりやすく簡潔に確認できることがわかったのです。
楽天トラベル弊社サイト。実はこの作りが現在の公式サイトのベースにもなりました
じゃらんnet弊社サイト。残念ながらキャッチの文言でしかオリジナリティを出せません。
考えてみると、『宿のホームページを作りたいけどどのように作ったらよいのか教えてほしい』となってもなかなかそんなところはありません。
ホームページの作り方を教えてくれるところはあるでしょうが、お客様の見やすい宿のホームページとなるとそれを教えてもらえるところなんてなかなかないんですね。
楽天トラベルではそれを教えてくれる講習会を(有料ですが)定期的にやっている、ということを知ったのが2009年、思えばこの時が転機になったのだと思います。
弊社の「とんがり」は何なのか。それをわかりやすくお伝えするにはどのようなサイト構成にすればよいのか。
文字ばかり羅列していた私の作り方からの脱皮をはかることができたのです。
このようにしてできたのが今の公式サイトなんですね。
昨年9月1日にリニューアルした今のサイト。
明日はこれからどうしたいのかをお話しさせていただきたいと思います。