一昨日から大阪に来て、IllustratorとPhotoshopでニュースレターを作る講座に参加しています♪
おはようございます!民宿美味し宿かどやのガクです。
今日のお話はちょっとユニークな視点から。
”つながりの経済””つながりのカフェ”に続いて今日は”つながりの観光”というお話をしたいと思います。
9月10日、ツヴォイさんのセミナーがあった翌日のお話です。
観光案内、どこへ行く?
香美町が初めてのツヴォイさん。翌日午前中はどこかご案内させていただこうと思っていました。定番のかえる島?円山応挙の襖絵の大乗寺?香住鶴さんで酒蔵見学?あるいは少し足を伸ばして城崎温泉かコウノトリの郷公園か・・・
そんな計画を立てていたのですが、セミナーに参加された皆さんとの交流をかねてその方々のお仕事場を訪ねるのって面白いんじゃないかって思ったのです。そこで一番に思いついたのが、今回もセミナーにご参加いただき、Cafe&Bar MINAMIのヘビーリピーターでもある田中夫妻の田中畜産。「但馬牛を観に行こう!」と思いついたのです。
田中畜産は観光牧場ではありません。牛舎は口蹄疫問題などもあり、誰もが行っても良い場所ではない、デリケートなところです。こちらの勝手で好きに観に行って良い場所ではないのです。今回はご夫婦に特別に承諾を得てうかがいました。
田中畜産の奥様あつみさんのブログ
こちらをぜひお読みくださいね↓↓↓
私達が大好きな人たちが、私達に会いに来て下さるのが嬉しい。
あくまで今回は特別に見学させていただいた旨をご理解の上、読み進めていってくださいね。
田中畜産で但馬牛(たじまうし)を学ぶ
まず、但馬牛(たじまうし)ってどのような牛なのか。よく、松坂牛や神戸牛の素牛と言われます。それってどういう意味なのか。
簡単に言うと、牛飼いというお仕事には繁殖農家と肥育農家があります。主にお母さん牛を育て、子牛を産ませてこの子牛を約9ヶ月育てて売りに出すのが繁殖農家。子牛を購入してお肉になるまで育てるのが肥育農家です。
但馬牛は主に素牛、ということは子牛を産ませて売りに出す牛舎さんが多いです。なので、田中畜産の牛舎も、今月売りに出される9ヶ月目の牛、子牛を産んだばかりのお母さん牛とその子牛、お母さん牛となるために育てられているメス牛と中で分かれていました。
ただ、田中畜産は牛を放牧させる場所も持っていて、自前で肥育し、最後のお肉販売までも一部されています。
詳しくはこちらを見てね
↓↓↓
田中畜産の公式WEBサイト
8年前から放牧牛の肥育に挑戦されています。今、一部のセレブの間でしか手に入らないとされている国産の放牧牛(グラスフェッドビーフ)に挑戦された先駆けの方です。
実際、我が家も年末に一度だけ販売されるタイミングで購入します。いつも2、3日で完売してしまいます!(今年はもっと競争率高くなるかも!!)
そんな中、
とっても自由なツヴォイさんでした(笑)
あ、もちろん、色々と真剣に質問もされていてその的を射た内容に
餌のこと、日々のお仕事のこと、お産の際の苦労話とか、実際に飼っている人でないとわからないお話をたくさんお聞きできました。
こうやって実際に見学できた仲間は、なかなか手に入らない年末の放牧牛販売の情報もお肉も、早めにゲットできるかもしれませんね。
ゆで香住ガニ(ベニズワイガニ)を買う
続いてお連れしたのが、今回のセミナーに参加していた、柴山の水産加工業今西食品の今西康喜社長の仕事場(加工場)。
この日はちょうど土曜日。競りがないため、水産加工のお仕事はお休みでした。
でも、実際そこにある道具などをみせていただくことができました。
例えば、水産加工といっても、大掛かりな設備を持ってたくさんのカニを茹でたりお魚を干したりしているお店もありますが、今西商店さんの場合は家族経営。家族経営の良いところは1回1回の加工作業に手間暇かけられること。例えば一度にカニを茹でる場合でも、カニの大きさや重さ、数で湯気上がり時間や塩加減の調整が異なります。その辺を都度職人技で細かく変えていけるのが小さなお店の強み。
ツヴォイさんの魅力はこの質問力にあります。あ、この話だけでまた1つブログが書けます。これもまた別の機会にf^^;
お土産屋さんとしての店舗を持っていないので、今西食品さんはとにかく安い!!
こんなに大きいのに2千円台でした!もはや一般の方が購入しても私たち地元の宿とかに販売する業者販売価格ですf^^;
カニのうんちくや加工現場を見せてもらってなおかつ安い。まさに”友達”の元を訪れるからこその楽しさであり特典です。
いよいよ解禁の香住ガニ、お得に買いたかったら下記サイトで購入時備考欄に「かどやのブログを見て」と書けば良いかも・・・(笑)
購入するなら茹でがにがオススメです♪
もちろん、香住にお越しの際は直接行ってカニを分けてもらうことも可能ですよ♪
田中畜産さんと異なり、今西食品さんは初めての方の訪問、大歓迎です♪
念のため電話してから行くのがオススメ。お土産屋さんではなく水産食品加工場なので、見つけづらい、入りづらいかもしれませんが大丈夫です^^
Tel:0796-37-0016
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スマートフォンから電話番号を
タップすると直接発信可能です
”つながりの観光”という言葉
いわゆるメジャーな観光地ではなく”人”に会いに行く。今回の場合、特に香美町において香美町において特に食での大切な基幹産業をされているお二人に会いに行ってきました。
考えてみるとこれってすごくないですか?観光地に行くのではなく”人”に会いに行く。それでもって但馬牛と香住ガニのことの説明を受けるのですから、訪れた皆さんは誰よりも香美町について詳しくなれる。普通の観光でガイドされるよりもリアルな”人”からの説明なのでより印象に残ることと思います。
もちろん、このツアーは誰にでもできるものではありませんし、お金儲けで企画できるツアーではありません。「友達」だから立ち寄ることができたのです。
でも、つながりの経済は「お客様の友達化」と言われているわけですから、近い将来こういったツアーが実現する時が来るかもしれません。そんな予感を感じた、ツヴォイさんの香美町アテンドでした。
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TODAY’S PHOTO
あんこ(牛の名前)発情予定って・・・f^^;
牛は21日周期で発情するそうです(笑)
田中畜産のブログでCafe&Bar MINAMIのことを書いてくださいました!
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Café&Bar MINAMIで教えてもらったこと
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香住/佐津/柴山 民宿美味し宿かどや
Tel:0796-38-0113
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