全日本DM大賞2016グランプリ受賞者の話を聞きに行ってきました！

昨日、大阪から夕方に佐津に帰宅。

梅雨入りしているのに快晴！！

やはり日本海側は梅雨入りしても降雨量は少ないです♪

おはようございます。民宿美味し宿かどやのガクです。

一昨日、大阪出張の目的。北陸山代温泉の宝生亭帽子山専務（ぼっち）の講演を聞きに行ってきました。

参加したチーム香美町♪

実は彼、ぼっちは宿仲間であり、エクスマの先輩。

４年前、エクスマ合宿で初めて宝生亭を訪れた時のブログ
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がっつり勉強してきました♪＜エクスマ合宿＞

この度、郵政が企画している全日本DM大賞でグランプリを受賞したのです。その際のお話を聞けるとのこと。

DMとはダイレクトメール。お手紙、ハガキのこと。

この受賞がどれぐらいすごいことか。主催が日本郵政グループであり、今年が第３０回目という長く続いている表彰であること。

なにより他に金賞をとったのはソフトバンク（制作は博報堂）、銀賞はGoogle（制作は電通）といった大手企業。そんな大手企業のアイデアを押さえてのグランプリ受賞なのです。

数千万円かけた大手広告会社よりもいち旅館がお客様に送った総制作費１０万円ほどのダイレクトメールの方が評価される。面白い時代です。

今回受賞したDM
（第３０回全国DM大賞WEBサイトより）

しかし、そのダイレクトメールへの思い。聞けば聞くほど深いです。

宝生亭では毎年何度もお越しくださっている超常連のお客様１００名に従業員がつけているのと同じ金のバッチを送り、そのバッチをつけて来館いただいた際に表彰させていただく、というダイレクトメールを送ったのです。

当然といえば当然ですが、ダイレクトメールの反応率は１００％です。

「そんなん、常連様に送ったのであれば、反応率１００％って当たり前やん」

って思うかもしれません。

でもね・・・

そもそも、、、

DMはゴミです

ダイレクトメールがゴミってどういうこと？？？

いや、言われてみればその通りです。私自身、最近自分宛に来ているダイレクトメール、ほとんど開封せずに捨てています。いや、厳密に言えば、好きな会社、商品ならば開封しますが、知らない会社、今興味を持っていない商品に関する封書ならば開封せずにポイしちゃってます。

だって、、、

今は欲しい情報が入らない時代です！！

つまり、入ってくる情報が多すぎて選べない。さらに言えば、意図せず目や耳に入ってくる自分にとって必要のない情報を受け入れようとは思わない時代になっているから。

そんな時代に見知らぬ会社、人からのダイレクトメールは全て”売り込み”に感じます。自分がダイレクトメールを受け取る立場だったら、本当にそうですよね。だったら、自社のことを知っているお客様にだけ、もっと言えば「あなたの会社（宿）が好きだよ」って言って下さるお客様にだけ、心のこもったお手紙を書きましょう、ということです。

いたってシンプルなこと。

ダイレクトメールは見ず知らずのお客様に送らない。

更には

自分の宿を好きだと言って下さるお客様にだけ送る

ということです。

グランプリ受賞の帽子山氏と記念撮影！！