おととい、金曜日に人間ドックに行ってきました。去年に比べて8kg痩せていたため、あらゆる血液データが改善。ビックリされちゃいましたf^^;
おはようございます!民宿美味し宿かどやのガクです。一昨日の夜、月一恒例の但馬コネクションに参加してきました。
各分野で活躍されているゲストをお招きし、様々なカルチャーへの見識を深めることで、北近畿の様々な人々との知的ネットワーク」を構築する集いです。
金曜日開催のため、夏休みの7,8月、カニシーズンの11-3月はなかなか出られませんが、閑散期の4-6、9-10月は私も極力出席させていただいています。
今回の講師はNPO法人コウノトリ市民研究所・副代表で兵庫県生物学会但馬支部の菅原定昌先生。うちの奥さんが植物の名称がわからない時にいつもお聞きしている但馬でもっともお花や植物に詳しい先生です。
今、但馬の植物に起こっていること
まずはこの写真を。
今、このような場所がとても増えているとの事。なぜこういったことが起こっているのか。結論からいうと以下の通り。
・開発などで生育地が失われた
・人が園芸用に採取した
・人の適度な関わりが失われて生育地が失われた
・外来種が生育地を奪った
・シカが食べてしまった
この中で私が印象に残ったお話は2つ。
外来種が生育地を奪った
これ、本当にシャレならんのです。佐津集落でも、但馬内でも、よく見かけるこちら。
外来種として在来種を駆逐する勢いで広まっています。かどやにお越しの際、佐津集落を散策してみてください。とにかく多いです。ちなみに外来種だからといって刈ればいいだけじゃないそうで、種が散らばらないように袋に入れて回収、焼却処理しなければなりません。
シカが食べてしまった
とにかく今、駆除しても駆除しても増加中、年20%頭数が増えているそうです。鹿による食害といえば、農作物に対する被害が甚大ではありますが、いわゆるレッドデータブックに掲載されているような野草もどんどん食害にあっています。私の住んでいる香美町やお隣新温泉町は、少し前まで鹿の食害はほとんどありませんでした。それが現在、北へ北へと来て、海岸沿いでも鹿が確認されています。
鹿の食害については私の妻が以前ブログに書いていた下記が詳しいので、ご興味ある方はぜひご一読ください。
但馬北部の自然を考える報告会・シカが食文化を奪う?<3/4>
但馬北部の自然を考える報告会・シカの親子に感じること<4/4>
では、私たちはどうすれば良いか?
そんな状況の中、私たちはどのように対策していけば良いのでしょうか。
以下の提案がありました。
8つの提案がありました。
・外に出よう
・四季の移り変わりを体感しよう
・観察して、記録しよう
・写真を撮ろう
・標本を作ろう
・博物館に行こう
・子供たちを観察会に連れて行こう
・外来種を駆除しよう
全てをまとめて言うならば、
関心を持とう
ということですね。
私はダイバーですので水中の様子(特に海藻等)が急激に変化していることを感じています。
これらの変化に関心を持ち、思うところがあれば専門家に聞いてみること。それによって警鐘を鳴らしたり、対応できることもあります。
答えや結論の出るお話ではありませんが、まずは意識する、関心を持つことから始めた上で、大切な自然を保護していくには、どうすれば良いのかを考えていきたいと思います。
まずは、今ある風景をたくさん写真に収める。激変する海や山を残し、変化を実感してみる。そんなことから始めてみます。誰にでも、自分にもできることから、ですね。
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TODAY’S PHOTO
天然のわかめ干し♪
天然のわかめをいただいたので
ダイビング器材干し場に干しています(笑)
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明日もセミナーのお話の続きです♪