おはようございます。民宿美味し宿かどやのGakuです。雪道シリーズ、好評です。少々車に関する専門的な話も入っていますが、私もそんなに詳しいわけではありません。(詳しいスタッフに聞いたり教えてもらいながら書いています♪)なので、車の細かい構造はよくわからないけど普段運転をしている方に、とりあえず注意点を知ってもらえたらうれしいです。
さて、最近カニ旅行をご検討されている都会のお客様は、日本海側の積雪事情を知らない方が思いの外多い、ということを強く感じています。そこで今日は雪国の実態、実際に雪が降ったときの除雪、消雪事情についてお話します。
まず最初に結論。
雪が降っても国道は即座に除雪されています。人通りの多い公道をスタッドレスタイヤで走る限り、ちゃんと移動できます!
地元の人たちは全員スタッドレスタイヤ着用です。ノーマルタイヤで走る人はいません。都会から日本海側にいらっしゃる皆様も、高速道路が全てスノータイヤ・チェーン規制となります。ノーマルタイヤで日本海側に入ってくることはほぼありません。
よく、阪神地方や東京で、少し雪が降っても交通網が麻痺することがあります。無謀にもノーマルタイヤで車を走らせ、事故を起こして渋滞、ノーマルタイヤのため極端な減速を強いられ渋滞、となっているようです。雪国では原則そのパターンはないです。カニ旅行を計画されている太平洋側の皆さんはその同じイメージで日本海側の雪事情を見てらっしゃるのではないでしょうか。
なので繰り返しますが、
スタッドレスタイヤで公道を走る限り、ちゃんと普通に移動できます!
日本海側の除雪・消雪事情は?
雪が降ったらすぐに除雪、消雪。ザクッというと3つの方策がとられています。
(1)物理的除雪
先ほども述べましたようにすぐに除雪車が出動します。
国道などは除雪車で即座に除雪されます。その後雪が降り続いても交通量が多ければなかなか積もりませんし、雪が降り続く限り除雪車はこまめに出動します。
(2)消雪水機能による消雪
県道、市町道で車の多いところは道路に消雪機能が設置されています。
良く湯気が出ているので「道路にお湯を出しているんですか?」と聞かれることがあります。これ、外気温が低すぎるため、地下水でも温度差で湯気が出るんです。雪が降っているような(すなわち消雪水が出ているような)時は、本来冷たいはずの地下水でも、触れてみると温かく感じます。
先日の城崎温泉にて
すごい勢いで水が出されていましたf^^;
(3)塩カル(融雪剤)をまく
道路によっては融雪剤として塩化カルシウムをまくところもあります。
融雪剤(凍結防止剤)~画像はWikiより
豊岡から香住・佐津方面へ向かう国道178号線もよく夜にまかれています。あまりにも気温が低くなりすぎると効果はないようですが、最低気温が氷点下前後の当地であれば有効なようでよく使われています。
以上、3つの除雪・消雪手段を駆使して、積雪、降雪時も通常通り運転できるようになっています。もちろん、スリップしたり視界が悪くなったりしますので、普段よりもより注意は必要ですが、動けなくなったり、宿につけない!なんてことにはなりませんので安心してお越しくださいね。
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TODAY’S PHOTO
田んぼ一面「氷」
まだ寒さが残っています♪
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