おはようございます。民宿美味し宿かどやのGakuです。昨日、「雪、降らないですね~」というお話をしたら、山沿いでは少し降った模様。かどやのある海沿いはミゾレが少し降った程度でした。明日からいよいよ本格的な寒波がやってきそうですね。
雪道運転が心配なお客様。こちらをご参照くださいね。
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冬に車で日本海側(香住・城崎温泉)へのカニ旅行をご検討されている方へ
さて、先日の「飲み放題」とともにカニの町でありがちなよくある問い合わせ。
カニ食べ放題はやってないですか?
これ、断言できます。
香住に150軒近いカニ宿がありますが、
松葉ガニシーズンにズワイガニ(紅ズワイでなく)の宿泊プランで
カニ食べ放題を実施している宿はありません!!
たぶん、どこの宿に電話してもお断りされていると思います・・。
通常プランでも「食べきれないほどのカニ!」
といわれることがよくあります
なぜ「食べ放題」をしている宿がないのか
なぜ、香住にはカニ食べ放題をしている宿がないのか?理由は3つ。
一つ目は食べ放題用の安価なカニが香住で一般流通していないから。もちろん、安価な食べ放題用のカニを仕入れることも可能です。でも、品質の悪いカニで自らのブランド価値を落とすような宿はありません。宿の軒数は多いですが、客室数の多い宿がほとんどない香住ならではかと思います。(香住の宿は全て客室数20室以下、ほとんどが10室以下です)ロシア産の冷凍ガニでもピンキリであります。カニの歴史が長く、舌の肥えた香住の人たちが納得できるだけのカニを流通させています。
ロシア産冷凍ガニでも美味しい!質が良い!
と、言われるのが香住のカニに対する目利き♪
二つ目の理由は「カニ食べ放題」を行うことで「カニの町香住」のブランド価値を落としたくないから。
例えば、かすみカニ場まつりは今シーズンで33回目、今年は34回目になります。日本中どこへ行ってもこんなに長い歴史を持っているところはないでしょう。冬にカニを食べることが関西の食文化となる以前からカニの町として栄えてきました。
そんな中、松葉ガニは今や高級食材となりました。近年では地元の私たちが気軽に食べられないほど高騰しています。以前からお話しているように、ロシア産冷凍ガニの国内流通量も激減しています。ひょっとしたら、「カニ食べ放題」というもの自体がなくなるかもしれません。
最後に3つ目。食べ放題用のカニは身入りが悪く、何ばい食べてもお腹いっぱいにならないから。実際、私も某所でカニ食べ放題を経験したことがありますが、身入り悪い、身離れ悪い、しょっぱくてバサバサしてたくさん食べられるものではない。結果として損した気分になりました・・。
都会でもホテルバイキングのカニ食べ放題などで、塩気がきつすぎてのどが渇き脚3本食べたらもう勘弁、なんてことはありませんでしたか?
以上、繰り返しますが、香住の宿は小規模施設がほとんどで、食べ放題のような薄利多売でお客様を集めるようなやり方はやっていないのです。身詰まりの良いちゃんとしたカニならば、2,3ばいでも十分お腹いっぱいになります。ぜひぜひ香住に来て良質のカニをお腹いっぱい食べて下さいね。
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TODAY’S PHOTO
柴山番ガニたくさん♪
1枚云万円の番ガニたくさん♪
このクラスなら一人1枚でもお腹いっぱいですね!
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香住/佐津/柴山 民宿美味し宿かどや
Tel:0796-38-0113
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