おはようございます！民宿美味し宿かどやのGakuです。いよいよ今日から3月です。松葉ガニシーズンも残りあと1ヶ月ですね。いよいよ食べ納め、ぜひお越しくださいね、というお話と同時に、今日はカニに関する来シーズンに向けて少し心配な情報をお届けしておきたいと思います。
いよいよ食べ納め！
【不安】来シーズン、カニが高くなるかも？！
今シーズンは消費税が8％に上がって最初のシーズンでした。その分、申し訳ありませんが宿泊代を値上げさせていただきました。それに対して今年、カニ相場はどうだったか。11月は昨年並みでしたが、12月は天候不順もあり、カニが高騰。まあ、それはよくあることですが、今年はその12月の高騰した価格が2月中旬まで同じぐらいの価格で推移していました。先週ぐらいからようやく下がり始めてきました。結果、12－2月の当館の仕入れも2割増しほどでした。勿論、山陰沖カニ資源の減少もその一因ではありますが、もっと気になるのが日本に入ってくるカニが大幅に減っている、ということです。
実は新制度（というか厳密には密輸対策の強化）により、去年の12月より、ロシアからのカニの輸入が大幅にダウンしています。
以下は去年１２月１５日のニュースより
カニの高騰、背景にロシア！！
※水産庁「カニの密漁・密輸防止のための輸出入手続きに関する情報」
簡単に背景をお話してしまうと日本で流通しているカニの３割はロシア産（私は感覚的にもっと多い気がしています）。そのロシア産のうち７割が密輸入で入ってきた分だったそうです。
昨年の１２月１０日以降激減！！
私自身、しっかりと裏を取ったわけではありませんが
ロシア産のカニの輸入減少⇒国内カニ流通量の減少⇒国内水揚げ分のカニ相場の高騰
の悪循環が生じはじめてきているのでは、という最悪の予想もしています。
また、かにすきセットなどで使われているロシア産冷凍がになども、次期シーズンより高騰することが予想されます。
それにより
・カニ食べ放題というものがなくなるのでは？
・安価なカニツアーの開催が不可能になるのでは？
・そもそもあらゆるカニが高騰するのでは？
という不安を来シーズンに向けて抱えています。
当館の場合、６ヶ月前予約スタートですので１２月の予約は6月にスタート。それまでに来シーズンのカニの宿泊プランの価格を決めないといけないのですが・・・
2月下旬より昨年の相場に戻ってきました。今シーズンの12－2月のカニの高騰が今年だけのものだったのか、来年もこのレベルの価格相場なのか。更にはカニ全体が今以上に高騰が見込まれるのか。早いうちに情報収集しておかなければなりません。勿論、無用の心配だった、となることを願っています。
こちらのブログをお読みいただいているカニ好きの皆さまへ。
間違いないのは、今から1ヶ月の間は今の価格でお召し上がり頂けるというです（笑）
心配がつきませんが、まずは、残り1ヶ月の食べ納め、ぜひどうぞ。←最後のオチが弱くて申し訳ありませんｍ（__）ｍ
香住/佐津/柴山 民宿美味し宿かどや
Tel:0796-38-0113
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